FileUtils.mkpath
は作成したディレクトリ名の配列を返すのに
Pathname#mkpath
が nil
を返すのには何かそういう設計思想があるんでしょうか?
ディレクトリ名のString
かPathname
を返した方が便利だと思うんですが…。
なんとなくの設計思想ですが、ファイルやディレクトリ操作系については次のような感じと思われます。
Dir
やFile
)はPOSIX(UNIX/Linux)におけるCの関数由来の返り値を返す。(mkdir等は成功が0
)FileUtils
は実際の操作されたファイルやディレクトリの名前等、操作された情報をなるべく返す。(例外はある)Pathname
は、その戻り値が有用な場合(真偽値やオープンしたIO等)以外は無意味な固定値(0
やnil
)を返す。(失敗はエラーになるため、それらの戻り値を分岐に使うこともない)FileUtils
はいわゆるユーティリティークラスですが、Pathname
はインスタンスに対しての操作になります。そのため、呼び出し元のレシーバーの情報を返しても意味が無いとなっているのでしょう。ただ、その戻り値も0
だったりnil
だったりとかなりブレブレなので、統一しろとIssueに投げてみるべきなのかも知れません。
nil
にした。」という印象なんですが、よくわかりません。Pathname#mkpath
が実装された時のコミットログなどがどう探せばよいかわからず…。