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スクリプトを/etc/rc.localに書いた場合とそうでない場合で-eオプションの振舞いが異なるように見えるのですが, なぜでしょうか.

例えば次のようなスクリプトを用意し, caller.shを実行すると, echo-sleep5.shのプロセスは数秒で消えてしまいます.

(/bin/shの実体はdash, no_such_commandは存在しないもので, ここで失敗することを意図)

caller.sh

#! /bin/sh -e

/path/to/echo-sleep5.sh | no_such_command &

echo-sleep5.sh

#! /bin/bash

# set -e

i=0
while [ true ]; do
  sleep 5
  echo "$i"
  i=$(($i+1))
done

しかしcaller.shの内容を/etc/rc.localに書く場合だと(シバンも同じ), echo-sleep5.sh内でset -eしないと, プロセスが残り続けてしまいます.

どういう原理でこういう違いがでるのでしょうか?

追記

環境はRaspbian Jessieです. systemdrc-local.service経由で起動しています.

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  • /bin/sh の実体が dash ということなので debian 系だとは思いますが、環境を明示したほうが回答を得やすいと思います。 – Tatz Sekine 16年10月26日 16:37
  • 私の手元の Raspberry Pi 2 + Debian jessie (Raspbian ではない) では、どちらもプロセスは残らないですね。残っているプロセスは何をしていますか? strace -p プロセスID を見てみてください。あと grep Sig /proc/プロセスID/status あたりが気になるかな。lsof -n -p プロセスID で stdout がどこ向いているかを見るべきか。 – fumiyas 17年2月10日 17:32
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他の方のコメントを参考に実機を使って調査しました。
プロセスが残るのは、SIGPIPEを無視しているか、いないかの違いでした。
set -eは仕様どおりの振る舞いをしています。

例えば次のようなスクリプトを用意し, caller.shを実行すると, echo-sleep5.shのプロセスは数秒で消えてしまいます.

シグナルSIGPIPEのデフォルトの動作はプロセスの終了です。SIGPIPEがマスクされていないため、「書き込みエラー: Broken pipe」が発生するとSIGPIPEを受信し、プロセス終了します。

しかしcaller.shの内容を/etc/rc.localに書く場合だと(シバンも同じ), echo-sleep5.sh内でset -eしないと, プロセスが残り続けてしまいます.
どういう原理でこういう違いがでるのでしょうか?

systemdのrc-local.service経由で起動すると、シグナルSIGPIPEを無視するようになります。このため「書き込みエラー: Broken pipe」が発生してもプロセスは終了しません。
straceで確認してみましたが、set -eを実行した場合、エラーを検出したときにシェルスクリプトは自ら終了していました(exit_group(1))。

また、実際にシグナルが無視する設定になっているかを確認してみました。
スクリプトの中でcat /proc/self/statusを実行してみたところ、SigIgnの行は以下のとおりでした。
SigIgn: 0000000000001006 (16進数です、1006は2進数で0001 0000 0000 0110)
SIGPIPEのシグナル番号は13です。
右から13ビット目はONなのでSIGPIPEは無視されます。

スクリプトを/etc/rc.localに書いた場合とそうでない場合で-eオプションの振舞いが異なるように見えるのですが, なぜでしょうか.

-eオプションの振舞いは異なりません。

/etc/rc.localに書いた場合、「書き込みエラー: Broken pipe」が発生したとき、-eオプションをつけるとプロセスは終了し、-eオプションをつけないとプロセスは終了しません。

/etc/rc.localに書かずに直接実行した場合、-eオプションをつけても、つけなくても、プロセスは終了します。つけない場合でもシグナル受信で終了するからです。
-eオプションをつけない場合、試しにシグナルSIGPIPEを無視(trap "" 13)してみると、プロセスは終了しませんでした。

動作を確認した環境です。
Raspbian GNU/Linux 10 (buster)

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  • +1: SIGPIPE が broken pipe に書きこもうとしたときに送られるシグナルというのを忘れていたので理解に時間がかかりましたが、要するに rc.local の設定で broken pipe によるプロセスの終了が起こらなかったためプロセスが生き残ってしまったと理解しました。なるほど。(ややオフトピですが、しかしどうして SIGPIPE を無視するようにしてあるんでしょう……?) – nekketsuuu 7月25日 4:48
  • デーモンを書いた経験がなく、まったくの推測ですが、デーモンが終了するとシステム全体に与える影響が大きいためじゃないでしょうか?条件によって発生するようなエラーは記録だけして、処理を続行するのがデーモンの作法じゃないかと思います。 – akira ejiri 7月25日 5:07
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手元(Ubuntu 16.04)で確認したところ、echo-sleep5.shecho "$i"echo "$i" > /tmp/fooとリダイレクトするように変更したら、コマンドラインからcaller.shしてもecho-sleep5.shのプロセスが残りました。

その先を追ってないので想像ですが、I/Oがエラーになるかどうかの違いではないでしょうか。

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  • echo-sleep5.sh | no_such_command & としていますので、ファイルにリダイレクトしてしまうと echo-sleep5.sh プロセス(bash プロセス)に SIGPIPE が配送されない事になります(パイプに書き込んでいないので当然ではありますが…)。例えば echo-sleep5.shtrap 'echo "catch sigpipe." 1>&2; exit 1' SIGPIPE などを追加してみると判るかと思います。 – metropolis 16年10月29日 11:34

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