CDIには@RequestScoped
アノテーションがありますが、これが最も短いスコープでしょうか?
リクエストどころか、1回のメソッド呼び出しでスコープが終わっても構わない(当然、状態も持たない)処理があるのですが、その場合も@RequestScoped
を使うものなのでしょうか?
1 件の回答
CDI実装であるWeldのマニュアルからの引用になりますが、現行存在する組み込みのスコープは以下の4種類で、このうち最もスコープが短いものはお考えの通り@RequestScoped
です。
@RequestScoped
@SessionScoped
@ApplicationScoped
@ConversationScoped
一般的には、質問文に書かれている状況では@RequestScoped
を使用します。
(ただ、ここは主観的な考えになるのですが、あまりそのようなことが気になる粒度ではInjectionを行わないのでは、とも考えます。)
CDIの祖先に当たる JBoss Seam という実装では METHOD
というスコープタイプが存在していました。
おそらくこれが所望のものだと考えますが、上記の通り現行CDIの組み込みスコープとしては定義されていません。
CDI2.0仕様策定時に@MethodScoped
というものが検討されていたようです[参考]。
CDI2.0仕様書に記載は無いので採用は見送られたのだと思われますが、もしかすると将来導入されるかもしれません。
組み込みスコープにこだわらなければ、自前でカスタムスコープを実装することも可能かと思います。
(が、すみません、ここに何かを書けるほど知識を持ち合わせていません。)