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平仮名を判定しようと、[あ-ゞ]という正規表現を書いたのですが、sed(GNU sed)では使えませんでした。
(この正規表現は間違っています。平仮名の判定に真似しないで下さい。sayuriさんの回答を参照のこと)

echo "abcあいう123" |sed -re 's/^[あ-ゞ]+//g'
# エラーになる: sed: -e expression #1, char 16: Invalid collation character

GNU系のawkgrep(-Pオプション付き)では使えるようなのですが、sedはどうも駄目なようです。

[あ-ゞ]のような正規表現の代替になる手段や、これがそのまま使えるsedコマンドなどを探しています。
(なぜ使えないのか、という疑問もあります)


Ubuntu16.04で、en_US.UTF-8ja_JP.UTF-8 のロケールでテストしています。
GNU sed は PCRE(libpcre.so.3)にリンクされている物でテストしていますが、libcのみの物でも再現しました。
locale charmapの実行結果はテストしているen_US.UTF-8ja_JP.UTF-8の環境では両方とも、UTF-8になります。

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    ロケールはutf8でしょうか。一応BSD sedでは問題なく行くのでGNU sedでできないことは無い気が – packet0 16年9月27日 5:54
  • @packet0 utf-8 です。LANG=en_US.UTF-8以外にja_JP.UTF-8でも試しましたが駄目でした。BSD sed では動くのですね。ありがとうございます。 – mjy 16年9月27日 6:48
  • 1
    GNU sed のソースコードを眺めてみると echo "abcあいう123" | LC_CTYPE=UTF-8 sed -re 's/^[あ-ゞ]+//g' とすれば良い様です。 – metropolis 16年9月27日 10:56
  • @metropolis ありがとうございます。たしかに、LC_CTYPE=UTF-8で動きました。LC_CTYPE=XX のように存在しない適当なロケールを指定しても動くようですので、もう少し調べてみます。 – mjy 16年9月27日 12:59
  • @mjy さん、追記にも書きましたがlocale charmapの実行結果が気になるので確認いただけないでしょうか? – sayuri 16年9月27日 21:37
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手元の環境で試してみました。バージョンは全てGNU sed 4.2.2です。

MINGW64

  • 全て意図通りの動作

Debian

  • LANG=en_US.UTF-8
    • 意図通りの動作
  • LANG=ja_JP.UTF-8
    • [あ-ん] の場合: 意図通りの動作
    • [あ-ゔ] の場合: エラー「無効な照合文字です」
    • [あ-ゞ] の場合: エラー「無効な範囲終了です」

GNU sedはコンパイルオプションで正規表現エンジンを切り替えることができ、DebianではPCRE 8.35にリンクしていますが、MINGW64ではPCREを使わず(たぶん)標準の正規表現エンジンを使用しています。あとはiconvまわりでしょうか…。


なおs/^[あ-ゞ]+//gですと^行頭にマッチさせようとしています。また[あ-ゞ](小さい)を含んでいません。s/[ぁ-ゞ]+//gにすべきかと…。


コメントから

GNU sed のソースコードを眺めてみると echo "abcあいう123" | LC_CTYPE=UTF-8 sed -re 's/^[あ-ゞ]+//g' とすれば良い様です。

というようなことはなくLANG=ja_JP.UTF-8もしくはLANG=en_US.UTF-8で十分です。正しく設定されているかは

$ locale charmap
UTF-8

の結果が得られるかで確認できます。(ソースコードを見る限り大文字でUTF-8となる必要があります。)

  • GNU sedでも環境により色々なのですね。正規表現のご指摘も、ありがとうございます。質問に反映させていただきました。 – mjy 16年9月27日 9:01
  • @mjy さん、回答に合わせて質問文を修正してしまうと回答側が整合しなくなるのでロールバックさせてもらいました(WikiではなくQ&Aサイトですので)。またldd /bin/sedにてダイナミックリンクしているライブラリを確認しPCREを使用しているかも確認してください。 – sayuri 16年9月27日 9:15
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環境変数LC_COLLATEC.UTF-8を指定する事で解決しました。

echo "abcあいう123" |LC_COLLATE=C.UTF-8 sed -re 's/[ぁ-ゞ]/X/g'
#=> abcXXX123

sedだけでなく、(-Pオプション無しの GNU) grepbashにも有効で、日本語の文字範囲を使えるようになりました。

echo "abcあいう123" |LC_COLLATE=C.UTF-8 grep -oE '[ぁ-ゞ]+'
#=> あいう
LC_COLLATE=C.UTF-8 bash -c '[[ abcあいう123 =~ [ぁ-ゞ]+ ]]; echo $BASH_REMATCH'
#=> あいう
  • LC_ALLが設定されていると、LC_COLLATEだけ変えても効果がない
  • LC_CTYPELC_COLLATEに互換性の無い値を指定すると、動作は未定義になる
    という注意点があります

en_US.UTF-8ja_JP.UTF-8 でエラーになった理由

ユニコードでは平仮名は連続しており、当然に正規表現の文字範囲でも連続しているものとして扱われると思っていたのですが、そうではありませんでした。
ロケールのLC_COLLATEグループでは文字の順序が定められており、この順序は正規表現でも使用されます。

そして、Ubuntu16.04のロケール定義(/usr/share/i18n/locales/en_US/usr/share/i18n/locales/ja_JP)ではLC_COLLATEで平仮名が連続していませんでした。
en_USには平仮名が含まれていません。
ja_JPには平仮名がありますが、連続しているのは「ぁ」から「ん」までで、「ゔ」はそもそも含まれておらず、「ゞ」などは離れた位置にありました。

sayuriさんの回答のように、指定する文字によって動いたりエラーの種類が変わったりするのは、ここらへんの事情が原因のようです。
C.UTF-8の定義は平仮名を全て含んでおり、文字コード順に並んでいるので、期待通りに動いています。

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