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#include <iostream>
#include <complex>
using namespace std;

int main() {
complex<int> p;
int m;

cin >> p.real() >> p.imag();
cout << p.real() << p.imag();

return 0;

}

このコードはg++(gcc version 4.8.4)では問題なく実行できますが、Visual Studio Community 2015上ではエラー(C2678)となりますが、なぜこのような違いが生じるのでしょうか。

エラー C2678 二項演算子 '>>': 型 'std::istream' の左オペランドを扱う演算子が見つかりません (または変換できません) (新しい動作; ヘルプを参照)。

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  • 皆様ご回答ありがとうございました。 疑問が解決し、嬉しく思います。 今後はC++14に準拠した書き方にしていきたいと思います。
    – nmwd
    Commented 2016年9月25日 13:12
  • 解決したなら承認をして頂けるとありがたいです。承認すればあなたの信用度がが2つ増え、承認された方の信用度が15上がります。また、解決したとの表明にもなります…
    – ra1ned
    Commented 2016年9月26日 12:34

2 件の回答 2

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VC++2015でコンパイルエラーになるのは、real()/imag()がC++14からconstexpr関数に変わり、戻り値である定数constexpr Tに書き込めないからです。

// C++14
constexpr T real() const;
constexpr T imag() const;

GCC 4.8.4でコンパイルエラーにならないのは、まだC++14に対応していないバージョンだからですが、標準では戻り値は参照ではない変数Tなので、書き込んでも意味がありません。

// C++03
T real() const;
T imag() const;

GCC 4.8.4というかlibstdc++が参照を返すようになっていたので期待した動作をしていたかもしれませんが、標準では期待した動作になりません

// GCC 4.8.x
T &real();
const T &real() const;
T &imag();
const T &imag() const;
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std::complex::real()

T real() const;                 // (1) C++11 まで
constexpr T real() const;       // (1) C++14 から

とC++14から仕様変更されています。Visual Studio 2015ではC++14に準拠しconstexpr関数になっているためoperator >>()で書き込むことはできません。

そもそもC++11以前でもconst関数なので書き込む行為そのものが間違っています。G++では問題なく実行できたとのことですが、(コンパイラー依存ではなく)ライブラリの実装依存です。

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