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とあるOSSで以下のようにHTTPステータスコードを検証していました。

private void checkHttpCode() {
  if (http.statusLine.Code / 100 != 2) {
    throw new Exception(http.statusLine.code, http.statusLine.reason);
  }
}

このような条件式で検証する理由・メリットがあれば教えていただきたいです。

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    200番台は成功だからかな。。
    – BLUEPIXY
    2016年8月24日 6:19
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    BLUEPIXYさんの言う通りでしょうね。成功以外のステータスが返ってきた時には、その詳細を表示するというコードだと思います。別に、検証をしている訳ではないと思いますが。
    – Fumu 7
    2016年8月24日 8:32
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    標準ライブラリでも同様の方法でチェックしてるコードがあるようですね。 /std/net/curl.d#L1014-L1016
    – harry0000
    2016年9月2日 16:30

1 件の回答 1

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HTTPによるリクエストが受け取られた場合、200番台のステータスコードが返されます。
良く知られている OKを表す200の他に、201~208と226といったものがあります。

HTTPステータスコード(Wikipedia)

D言語では、C言語と同様に 整数を整数で割ると整数になります。
つまり、 200/100 は 2、201/100 も2、(途中は省略) 208/100 も 2、226/100 も2 となる訳です。

そこで、

private void checkHttpCode() {
  if (http.statusLine.Code != 200 && http.statusLine.Code != 201 && http.statusLine.Code != 202 && http.statusLine.Code != 203 && http.statusLine.Code != 204 && http.statusLine.Code != 205 && http.statusLine.Code != 206 && http.statusLine.Code != 207 && http.statusLine.Code != 208 && http.statusLine.Code != 226) {
    throw new Exception(http.statusLine.code, http.statusLine.reason);
  }
}

という長ったらしいコードが、整数と整数の割り算について知っていると質問のコードのように簡潔に書くことが出来ます。

質問のコードは、上記のコードと比べて、「短くて」「判りやすい」というメリットがあります。

200番台ではないステータスコードが返ってきたという事は、リクエストが受け取られなかった(何らかの不具合が生じた)訳です。
そうした場合に例外処理をする(例外をthrowして、例外処理に移行する)のは、きわめて常識的なコードです。

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