@IBOutlet
を使わない場合は、おっしゃる通り初期値として
var tableView: UITableView! = UITableView()
のようにインスタンスを生成してtableView
に代入するか(この場合weak
を外さないと生成した直後に解放されてしまいます)、あるいは、
var tableView: UITableView!
としておいて、どこか別のところ(例えばviewDidLoad()
など)で
override func viewDidLoad() {
super.viewDidLoad()
tableView = UITableView()
のようにインスタンスを生成して、tableView
に代入する必要があります。
それぞれの違いは、単にインスタンス変数の定義と同時にインスタンスを生成して代入するか、インスタンスの生成と代入を後で別のところで行うか、ということです。
一方で、@IBOutlet
を指定するということは、このインスタンス変数とStoryboard(またはXIB)ファイルのコンポーネントを接続するということを示します。@IBOutlet
を用いて、StoryboardやXIBファイルのコンポーネントがインスタンス変数に接続されているとき、Storyboardをロードした際に、フレームワークが自動的に接続された@IBOutlet
の変数にStoryboardからオブジェクトを取り出してインスタンスを設定します(StoryboardやXIBファイルにはオブジェクトがアーカイブされて格納されています)。
つまり、上記のように手作業にてtableView = UITableView()
のように書いている部分をフレームワークが自動的に行ってくれているので、自分でインスタンスを生成する(tableView = UITableView()
のようにする)必要はないということになります。