6

Javaの初学者です。

以下のCとJavaのプログラムで実行結果が異なります。
何が原因なのでしょうか。
原因に関連するキーワードなど教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

・Javaのコード

int a = 0;
if(a == ++a)
{
    System.out.println("equal");
}else{
    System.out.println("not equal");
}

実行結果
not equal

Cのコード

int a = 0;
if(a == ++a)
{
    printf("equal\n");
}else{
    printf("not equal\n");
}

実行結果
equal

5

Javaは仕様で左辺を評価してから右辺を評価する、と決まっていたはずです。
よって常にa == ++aはaとそれよりも1大きい値と比較されるので偽です。

一方Cはどちらの評価が先かは未定義であったと思います。
左辺が先であればJavaと同じになりますし、右辺が先に評価された場合はa == ++aはaをインクリメントしてからその値自身と比較するので常に真となります。

実際gccでコンパイルしたところ、結果はnot equalとなり、他の手軽なWebサイト上のインタープリターでやってみたところequalと異なる結果となりました。

(根拠となる仕様の参照先とかは、Cの方はどなたかフォローしてくれると嬉しいです)

  • 3
    なお、Cでの「未定義」の動作は、どちらを先に行なうかというようなレベルではなく、エラーにしてもいいし、鼻から悪魔を召喚してもOKというレベルで「未定義」だったりします。 – sakuro 16年8月22日 8:07
  • 1
    仕様とは違いますがgccで-Wsequence-pointオプションを付けると、該当箇所に対してwarning: operation on ‘a’ may be undefinedなるエラーを吐いてくれます。マニュアルの英語版の-Wsequence-pointの項目を見るにやはりこのことを言っているようです。 – letrec 16年8月22日 13:36
  • 4
    @sakuro 今回の話においては式の評価順序が未規定(Unspecified)というだけなので、そんなとんでもないことは起こらないです(起こしてはいけない)。あくまでも左辺と右辺を評価する順序が決まってない(からどちらから評価しても合法である)というだけです。 – kishikawa katsumi 16年8月22日 17:55
  • 3
    C++ でよければ 5.式 の 項目 4 に「式の中の部分式の評価順序及び副作用の発生順序については、規定しない」とあります。ただしこの後ろに「(副作用があるとき)直前の値は、次に格納すべき値を決定するためだけにアクセスされる<中略>そうでない場合、その挙動は未定義とする」となっています。最初の例は未定義動作ですね。 – 774RR 16年8月22日 23:44
  • 1
    @kishikawakatsumi なるほど、 undefined(en.wikipedia.org/wiki/Undefined_behavior) ではなくunspecified(en.wikipedia.org/wiki/Unspecified_behavior) なのですね。 – sakuro 16年8月23日 3:44
2

C言語についてですが、式の評価順序は実装依存となっていてequal / not equalどちらにもなり得ます。equalが得られたのは一例にすぎません。

そのため各種コンパイラーは警告を出します。

GCC
prog.c:4:13: warning: operation on 'a' may be undefined [-Wsequence-point]
    if(a == ++a)
            ^

clang
prog.c:4:13: warning: unsequenced modification and access to 'a' [-Wunsequenced]
    if(a == ++a)
       ~    ^

(Visual C++は警告を出さないようです。)

回答

By clicking “回答を投稿”, you agree to our terms of service, privacy policy and cookie policy

求めていた回答ではありませんか? のタグが付いた他の質問を参照するか、自分で質問をする