psqlコマンドは OS 上で実行する psql という名前のプログラムです。
psql を起動すると PostgreSQL に接続し 色々な操作ができます。
余談ですが、MySQL の場合は mysql
、SQL Server だと sqlcmd.exe
osql.exe
、Oracle だと sqlplus
というプログラムだったりします。
SQL コマンドは リレーショナルデータベース管理システム (RDBMS) 全般で使用できる データの操作や定義を 行うための データベース言語です。PostgreSQLに限らず様々なRDBMSで使用できるように標準化されています。また、RDBMS毎に拡張された 構文を持ちます。
代表的なSQLコマンド
SELECT ...
: 問い合わせクエリ
INSERT ...
: レコードの追加
UPDATE ...
: カラムの更新
DELETE ...
: レコード削除
実際の使い方は、OS 上で psql コマンドを実行して PostgreSQL に接続して、その上で SQL コマンドを使って データベースに対して問い合わせをするイメージです。
例 psql の起動&PostgreSQL へ接続
$ psql -h localhost -U dbuser -d dbname
Password for user dbuser: ここでパスワード入力
例 psql 上で hoge テーブルに対して SQL コマンド (SELECT文) を実行。
dbname=> SELECT * FROM hoge; ←ここでSQLを実行。「dbname=>」は psqlのプロンプト。
id | city ←ここから下がSQLの実行結果
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