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下記のコードを考えたとき、hogeを継承したhoge2からhogeのpublic member functionを呼び出せるはずですが、hoge2でhoge_function()を定義して、hoge_function(bool)を呼び出そうとするとvisual studioではC2660、clangではtoo many argumentsのエラーが出てしまいます。

なぜこのような挙動をするのでしょうか?

参考ですが、hoge2のhoge_function(bool)を削除すれば、エラーがなくなります。

追記:
コメントを参考に以下のように質問のコードを修正しました。

#include<iostream>
#include<memory>
class hoge
{
public:

    virtual void hoge_function()
    {
        std::cout << "hoge" << std::endl;
    }

    //virtual void hoge_function(bool hoge = true)
    virtual void hoge_function(bool hoge)
    {
        std::cout << "hogehoge" << std::endl;
    }
};

class hoge2 : public hoge
{
public:
    //virtual void hoge_function()
    virtual void hoge_function(bool hoge)
    {
        std::cout << "hoge2" << std::endl;
    }
};

int main()
{
    std::shared_ptr<hoge2> hogehoge = std::make_shared<hoge2>();

    // this line returns an error
    hogehoge->hoge_function(true);

    return 0;
}
  • やってみればすぐにわかりますが、 fogeクラスの関数hoge_functionは、デフォルト引数ありのオーバーロードがあるので 実質的にこの関数は利用できません。  つまり hoge h; h.hoge_function(); // はエラーになる。 わけですね。 従ってhogeの実装は実用的なコードとしては、ほぼありえないと言えます。 – Uncle-Kei 16年4月6日 2:46
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using hoge::hoge_function;というのをhoge2の側に追加すると期待の動作にすることができるようです。

class hoge2 : public hoge
{
public:
    using hoge::hoge_function;
    virtual void hoge_function()
    {
        std::cout << "hoge2" << std::endl;
    }
};

C++のシンボル名解決とoverloading解決の手順は、

  1. 直近のscopeでシンボル名を解決する
  2. 解決されたscopeの範囲でoverloadingを解決する(継承関係は遡らない)

と言う形になるそうです。

従ってご所望の形でoverloadingを解決したければ、hoge_functionが定義されたscope内に他の全てのoverloadも取り込んでおけば良い、と言うことらしいです。

以上本家のOverriding a Base's Overloaded Function in C++とduplicate元とされている記事を参考にしました。("c++ overriding overloaded function"での検索結果をたどってます。)

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言語規格書上、
ソースコード上の型を 静的な型 と呼び、実際のオブジェクトの型を 動的な型 と呼びます。

struct base { ... };
struct derived : base { ... };
base* p=new derived;

このとき *p の静的な型は base 動的な型は derived ということになります。

関数呼び出しにおける多重定義解決は、呼ばれる関数が virtual であってもなくても
静的な型に対して行われることになっています(5.2.2 関数呼び出しの 1 の後ろのほう)
多重定義解決の続きは既に解説があるとおりなので省略。

あと提示例では virtual な関数に対してデフォルト引数を使っています。
デフォルト引数の値の解決も静的な型で行われるので注意が必要です。
(8.3.6 省略時引数の 10)

struct base { virtual void f(int x=1); }
struct derived : base { virtual void f(int x=2); }
struct derived2 : derived { virtual void f(int x); }
derived2* p=new derived2;
p->f(); // コンパイルエラー : デフォルト引数は無い
derived* q=p;
q->f(); // 呼べて、採用される値は 2 である
base* r=p;
r->f(); // 呼べて、採用される値は 1 である

混乱の元なのでウチの運用では virtual な関数に異なるデフォルト引数を使うことは禁じています。

  • 説明そのものに誤りは無いと思うのですが、質問の主題は名前の隠蔽(name hiding)では?std::shared_ptr<hoge2>から得られる静的な型はhoge2ですし、virtual云々は関係ないと思います。 – yohjp 16年4月6日 9:03

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