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アプリケーションの設定をXAMLで書き出そうと、以下のようなコードを書きました。

using System.Windows.Markup;
using System.Xaml;

public class Item
{
}

[ContentProperty("Items")]
public class Settings
{
    public List<Item> Items { get; set; } = new List<Item>();
}

void Main()
{
    var settings = new Settings();
    settings.Items.Add(new Item());
    settings.Items.Add(new Item());
    Console.WriteLine(XamlServices.Save(settings));
}

上のコードでは <Root> の直下に <Item> が並ぶことを期待していたのですが、出力してみると間に <scg:List ...> という要素が入ってしまいます。

<Settings xmlns="clr-namespace:;assembly=query_qufjxk" xmlns:scg="clr-namespace:System.Collections.Generic;assembly=mscorlib" xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml">
  <scg:List x:TypeArguments="Item" Capacity="4">
    <Item />
    <Item />
  </scg:List>
</Settings>

色々試した結果、List<T> ではなく Collection<T> を使えば、期待通りになることがわかりました。

<Settings xmlns="clr-namespace:;assembly=query_ujgmdq">
  <Item />
  <Item />
</Settings>

個人的には後者の方がWPFなどで馴染みのある形なので、もしかするとXAMLでは List<T> より Collection<T> (あるいは別の型)を使う慣習があるのではと思った次第です。気にせず List<T> を使えばいいのでしょうか?

独自のコレクション型を実装するのであれば List<T> より Collection<T> を継承するだろうとは思うのですが、今回はそこまでする予定はないので List<T> で格納するつもりでいました。

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慣習というよりはList<T>には読み取り専用ではないCapacityプロパティがあり、これをシリアライズするためにコレクション要素が省略されないということだと思います。

XAML出力時の動作について追記

まずXamlServices.Saveの実装について説明しますが、内部的にはXamlReaderXamlWriterの派生クラスを使用して以下のように処理されています。

// XamlObjectReader reader;
// XamlXmlWriter writer;
while (reader.Read())
    writer.WriteNode(reader);

つまりXAMLの入出力は

  • XamlReaderでインスタンスやXMLからXAMLオブジェクトグラフを読み取る
  • XamlReaderに設定されているXAMLオブジェクトのノードを1個ずつXamlWriterに追記する
  • XamlWriterはファイルやオブジェクトに書き込まれた結果を出力する

という仕組みになっています。

ですので、XamlObjectReaderを使用すれば問題のインスタンスがどう認識されているか理解することができます。例えば以下のようなコードです。

using (var xor = new XamlObjectReader(settings))
{
    var indent = 0;
    while (xor.Read())
    {
        switch (xor.NodeType)
        {
            case XamlNodeType.EndMember:
            case XamlNodeType.EndObject:
                indent -= 4;
                break;
        }

        Console.Write(new string(' ', indent));
        Console.WriteLine($"{xor.NodeType} {xor.Type} {xor.Member}");

        switch (xor.NodeType)
        {
            case XamlNodeType.GetObject:
            case XamlNodeType.StartMember:
            case XamlNodeType.StartObject:
                indent += 4;
                break;
        }
    }
}

これを実行するとプロパティがCollection<T>になっている場合は以下のようなNodeTypeが出力されます。問題のSettings.Itemsに対してはGetObjectが指定されていることが分かります。

NamespaceDeclaration
StartObject {clr-namespace:…}Settings
    StartMember  {clr-namespace:…}Settings.Items
        GetObject
            StartMember  {http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml}_Items
                StartObject {clr-namespace:…}Item
                EndObject
                StartObject {clr-namespace:…}Item
                EndObject
            EndMember
        EndObject
    EndMember
EndObject

一方、List<T>を使用した場合やCollection<T>派生型に適当なプロパティを増やした場合、GetObjectの部分は以下のようにStartObjectに変わり、プロパティの代入が指示されます。

StartObject {clr-namespace:System.Collections.Generic;assembly=mscorlib}List({clr-namespace:…}Item)

このようにXamlServices.Saveによる出力結果の違いは内部で使われているXamlReaderの動作に由来しています。ドキュメントにはXamlObjectReader派生型とだけあり、具体的にどのような仕様かは明示されていませんが、TypeConverterはプロパティをXML属性として出力するかどうかだけに使用されているように思われます。

  • なるほど…確かに派生クラスでCapacityを隠蔽してみると省略されますね。 – unarist 16年4月4日 1:55
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こちらの記事を参考に修正したところ:

    public List<Item> Items { get; private set; } = new List<Item>();

ご所望の出力が得られるようです。
「publicなsetterがある場合には、データ型に定義されたconverterの動作を優先する」と言う状態に見えるのですが、確定的に記述したドキュメントは見つかりませんでした。
…と思ったのですが、「派生クラスでCapacityを隠蔽」した時の動作から考えるとちょっと違うようですね。

  • すみません、RootとSettingsは記載ミスです。setterが非公開だとコレクションのインスタンスを設定できないのでしょうね(Addはできる)。今回の場合このプロパティのsetterが公開されている必要もないので、この方法は参考になりました。 – unarist 16年4月4日 1:50

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