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Git(GitHub)で、以下の様なリモートブランチで作業していたとします。

master
  --develop
    --branchA
    --branchB
    --branchC

通常の運用では、各ブランチの開発が終わったらdevelopにマージし、ステージングで確認した後にmasterにマージして本番リリースとなりますが、以下の様な状況が発生した場合、どうするのが効率的でしょうか。

  • branchCだけを再優先でリリースしなければならなくなった
  • 既にbranchAはdevelopにマージ済みだが、ステージングで未確認のため本番リリースはできない
  • branchBはリモートにPush済かつPullRequest発行済でレビュー中のため、まだdevelopにはマージしていない

branchCをリリースするためにbranchAの確認を急いでbranchAとCを同時にリリースする、と言うのはナシで、あくまで先にbranchCのみリリースしたいです。

また、例のようにマージ済みのブランチが1つだけならまだいいですが、実際は複数あります。

何かいい方法があったら教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いします。

※Gitの仕組みをキチンと理解してないで無謀なことを言ってしまえば、branchCの親をdevelopからmasterに変えてしまうようなことができれば、hotfix的に扱えて理想的なんですが…(^-^;

3 件の回答 3

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develop/master/topic ブランチの概念を持ち出しているということは、 git flow のワークフローを想定しているのだと思います。

branchC を HotFix 扱いして、 master へマージしてはどうでしょうか。


git flow 的に HotFix 扱いするのなら、具体的な作業は次のようになるかと思います。

  • branchC を develop ではなく、 master から派生させる形で rebase する。
    (git rebase --onto などが使えるかと)
  • master--branchC の形にしてから、 master へマージする。
  • 新たな master を HotFix としてリリースする
  • (develop が置いていかれてるので) branchC を develop にマージする
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  • ご回答ありがとうございます。 developから派生させたbranchCを直接masterにマージできるなら、それがベストなのですが、「HotFix 扱いして、 master へマージ」と仰られているのは、それができる、ということですか?
    – 310uk
    2016年3月30日 5:14
  • 今回どういう状況になっているかはわかりませんが、branchCを切り出す前に何かdevelopにマージされていると、それも併せてmasterにマージされてしまいますね。
    – unarist
    2016年3月30日 6:39
  • なるほど、 git rebase --onto ですね。 今ざっとググってみたのですが、パッと理解できるほど単純な仕様ではなかったので、勉強して試してみます。
    – 310uk
    2016年3月30日 8:49
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Gitにおいてブランチの親子関係は管理されていません。基本的にどこかで分岐した2つのブランチは互いにマージが可能ですから、branchCをmasterにマージすることはできます。ただこの場合、masterとbranchCが分岐した時点からbranchCまでの修正が全てmasterに適用されることになるので、

  1. (前回のdevelop→masterのマージ)
  2. developからbranchXを切り出し
  3. branchXの実装が終わったのでdevelopにマージ
  4. developからbranchA,B,Cを切り出し
  5. branchAをdevelopにマージ
  6. (branchCの変更だけをmasterに適用したい!!)

このような場合、branchCを切り出した後にマージされたbranchAが巻き込まれることはありませんが、切り出す前にマージされていたbranchXは既にbranchCの歴史の一部になっているため、一緒にmasterにマージされてしまいます。

これを避けるには、「masterに対してbranchCの変更だけを含む」コミットを作成する必要があります。

例えば git rebase --onto を使うと、developとbranchCが分岐した時点から現在のbranchCまでの各コミットを、masterを起点に作成しなおすといった作業が行えます。

単純なrebaseと同様に、現在のbranchCは失われますから、作業を始める時点のbranchCにtagを打つなり、リポジトリのバックアップを取るなりしておき、何かあった場合に戻せるようにしておくとよいでしょう。

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  • なるほど、 git rebase --onto ですね。参考となるサイトのご提示もありがとうございます。なかなか複雑なようなので、ちょっと勉強して試してみます。
    – 310uk
    2016年3月30日 8:50
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branchAのマージコミットをrevertし、branchCをマージするのはいかがでしょうか。

branchCのマージ後、revert branchAを行ったコミットをrevertすることを忘れなければ、目的を達成できるかと思います。

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  • ご回答ありがとうございます。その方法は思い付いていたのですが、rebertするマージコミットの数が複数あると大変なことになってしまうので、できれば避けたいな、と思いまして…
    – 310uk
    2016年4月1日 3:36

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