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Railsでwheneverを使い下記のようにtimeで実行にかかった記録を残しながら定期処理を行っています。

path = 'PATH="/opt/rbenv/bin:$PATH";'
env = 'eval "$(rbenv init -)"; cd :path && :environment_variable=:environment nice -n 10 time'
job_type :rbenv_rake, %Q{#{path} #{env} :bundle_command rake :task --silent :output}

set :output, {error: 'log/error_foo.log', standard: 'log/foo.log'}
every '0 8 * * *' do
  rbenv_rake 'foo:update'
end

ただ、timeコマンドの出力が標準出力ではなく標準エラーに行われるため正常終了した時はlog/foo.logに処理時刻を残しておきたいのに常にerror_foo.log側に保存されてしまいます。

timeの結果を標準出力に飛ばす方法、もしくはtime相当の処理を行い結果を標準出力に行うプログラムなどありますか?

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    linux という事であれば /usr/bin/time -o /dev/stdout ... とする方法があります。ただ、/usr/bin/time は time パッケージに含まれているコマンドで、bash の組み込みコマンドである time とは出力フォーマットが異なります。
    – user9156
    2016年3月26日 2:08

2 件の回答 2

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Rubyからどういったシェルが起動されるか知りませんが、shbashの話として書きます。

一般の話

標準エラー出力(FD: 2)を標準出力(FD: 1)に接続するにはリダイレクトで2>&1とします。
パイプで繋げるのが目的ならば短縮記法の|&も使えます。

# timeの(標準エラー)出力もnlに渡り行番号が付く
nice -n 10 time ls 2>&1 |nl
# パイプに繋げるなら短縮記法もある
nice -n 10 time ls |& nl

(Bash内部コマンドでない)timeの機能

質問者さんが使っているtimeniceから起動される物なので、外部コマンドのtimeです。
argusさんのコメントのように多分-oオプションがあります。

# 出力先に/dev/stdoutを指定
nice -n 10 time -o /dev/stdout ls |nl

Bash内部コマンドのtimeの場合

Bashを使っている場合、niceに起動させずに普通にtimeを実行するとbashの内部コマンドのtimeが実行されます。
しかし、上記の方法は内部コマンドのtimeには使えません。

# timeの出力には行番号が付かない
time ls 2>&1 |nl

とした場合、標準出力に接続されるのはlsのエラーだけです。
通常はこの方が便利だからです。
これはtimebashの組込みコマンドであるからこそ実現できる機能です。

timeを含んだ全体のリダイレクトを指定する場合は、コマンド列をサブシェルで起動するよう明示する必要があります。
それら全体にリダイレクトを指定します。

# 全てに行番号が付く
(time ls) 2>&1 |nl

サブシェルでなく普通にシェルのプロセスを起動してもよいです。

bash -c 'time ls' 2>&1 |nl
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  • ありがとうございます。 bashコマンドでないほうのtime-oオプションを使って出力先を変えることにしました。
    – ironsand
    2016年3月26日 10:16
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time の結果を標準出力に飛ばす方法

time 2>&1
とすると、標準エラー出力が標準出力として出力されます。
Railsは詳しくないのですが、
env = 'eval "$(rbenv init -)"; cd :path && :environment_variable=:environment nice -n 10 time 2>&1'
とすればできると思います。

cmd > /dev/null 2>&1」の話
標準エラー出力をファイルへ出力 - リダイレクトとパイプ - コマンドプロンプトの使い方
[Bash]標準出力・標準エラー出力の全て(1>&2とか)まとめ | Coffee Breakにプログラミング備忘録

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