Swift 2.1
Realm 0.98
イメージとしては、クイズアプリの様に複数の質問と回答がDBに格納されて、
質問一覧から選択すると、質問文が表示され、回答を出す。
たった今Realmを導入したばかりで、全体の流れもあまり理解できておりません。
更新ドキュメントを見ましたが、モデルを作成してそこでデータに関する処理ができます。
という形でしか理解できませんでした。
イメージのものを作成する流れを教えて頂けますでしょうか。
私は初期データ(=シードデータ)の投入にあたっては、初回起動処理用のフラグを設けて、初回起動時にだけ流し込みを行っています。
具体的にはAppDelegateで処理をしていますので、具体的なコードをみてください(文量の関係上、一部メソッドを省略してます)。
insertSeedData
メソッドで、kishikawa katsumiさんがご回答された準備の上で、書き込み処理を追加してください。
import UIKit
import RealmSwift
@UIApplicationMain
class AppDelegate: UIResponder, UIApplicationDelegate {
var window: UIWindow?
let defaults = NSUserDefaults()
func application(application: UIApplication, didFinishLaunchingWithOptions launchOptions: [NSObject: AnyObject]?) -> Bool {
// 初回起動処理
let dic = ["initialLaunch": true]
defaults.registerDefaults(dic)
defaults.synchronize()
if defaults.boolForKey("initialLaunch") == true {
print("initial setup start")
self.initialSetUp()
}
return true
}
func initialSetUp() {
// 初回マイグレーション
self.realmMigration()
// シードデータ投入
self.insertSeedData()
// 初回起動済みのフラグを立てる
self.defaults.setBool(false, forKey: "initialLaunch")
self.defaults.synchronize()
}
func realmMigration() {
let config = Realm.Configuration(
// 新しいスキーマバージョンを設定します。以前のバージョンより大きくなければなりません。
// (スキーマバージョンを設定したことがなければ、最初は0が設定されています)
schemaVersion: 1,
// マイグレーション処理を記述します。古いスキーマバージョンのRealmを開こうとすると
// 自動的にマイグレーションが実行されます。
migrationBlock: { migration, oldSchemaVersion in
if (oldSchemaVersion < 1) {
// 何もする必要はありません!
// Realmは自動的に新しく追加されたプロパティと、削除されたプロパティを認識します。
// そしてディスク上のスキーマを自動的にアップデートします。
}
})
// デフォルトRealmに新しい設定を適用します
Realm.Configuration.defaultConfiguration = config
// Realmファイルを開こうとしたときスキーマバージョンが異なれば、
// 自動的にマイグレーションが実行されます
let realm = try! Realm()
}
func insertSeedData() {
// realm
let realm = try! Realm()
// 空のアプリユーザーを作成
let appUser = User()
appUser.id = 1
// 書き込み処理
try! realm.write {
realm.add(appUser, update: true)
}
}
}
まずデータとなる質問と回答の構造を考えます。
最低限必要なのは問題文と回答のテキストですね。アプリの性質によっては順番や難易度などが必要かもしれません。必要なデータ項目を洗い出して、それを元にクラスを設計します。
Realmではクラスがそのまま一般のデータベースでいうテーブルになります。
クラスを作るところまでできれば、実際の問題文と回答のデータをRealmに保存していきます。
これが初期データとなります。初期データの作成は適当なプロジェクトを作ってシミュレータでやるのが簡単です。
初期データの作成が完了したら、できたファイルを本当のアプリケーションのプロジェクトにコピーして組み込みます。
実際のアプリケーションでは組み込んだファイルを読み込んで使用します。
大まかな流れは上記のようになります。
現在の様子ですと、より詳しくは、Realmのチャットサポート(日本語で質問できます) http://slack.realm.io/ を使って聞かれるのが良いと思います。