Web Speech APIについての質問です。
下記の認識で正しいでしょうか?
- Web Speech APIとは仕様である
- webkitSpeechRecognitionは、Web Speech APIを実装したものである
- webkitSpeechRecognitionは、Chromeで使用可能なjavascriptクラスである
- webkitSpeechRecognitionとgoogle speech APIは別物である
Web Speech API は SpeechAPI Community Group によって公開されたAPIの仕様です。
この仕様では音声認識を行う SpeechRecognition と、音声合成を行う SpeechSynthesis の二つのAPIを定義しています。このうち前者の SpeechRecognition が、Chromeでは webkitSpeechRecognition として提供されています。この webkitSpeechRecognition は前述の SpeechRecognition インターフェイスを実装したクラス、と言えるかと思います。
ちなみに SpeechSynthesis の方はChromeでもプレフィックスなしですが、そもそもこっちは window.speechSynthesis から取得するので、直接名前を意識することもないと思います。
参考 Web Speech API - Web API インターフェイス | MDN
一方 Google Speech API は、Chromium ブラウザ用のAPIで、Maps API や Drive API のようにHTTP経由で利用します。使い方はググると出てきますが、前述のとおり一般向けのAPIではありません。Chromiumの開発者MLの参加者にのみトークンが発行されますし、呼び出し回数制限も厳しいです。