アプリケーションプールとサービスを常時起動に設定したうえで、IProcessHostPreloadClient
を実装してアプリケーションに登録すると起動時にメソッドが呼び出されるようになります。
まず適当なアセンブリでSystem.Web.Hosting.IProcessHostPreloadClient
を実装します。
using System;
using System.Web.Hosting;
public class ProcessHostPreloadClient : IProcessHostPreloadClient
{
public void Preload(string[] parameters)
{
// ここに処理を記述する
}
}
それから、アプリケーションプールのstartMode
をOnDemand
からAlwaysRunning
に変更します。
使用するIProcessHostPreloadClient
はMachine.config
のsystem.applicationHost/serviceAutoStartProviders
に登録する必要があります。
プロバイダーとサイトを関連付けるには、アプリケーションの構成を設定する必要があります。system.applicationHost/sites/site/application
のserviceAutoStartEnabled
をTrue
にしたうえで、serviceAutoStartProvider
に先ほど登録したname
を指定します。
※上の画面を出すにはサイトとアプリケーションで「…」ボタンを押してコレクションエディターを開く必要があります。
ここまで設定すると、IIS起動時にPreload
が呼び出されるようになります。