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現在、Postfixを使用してメールサーバを立てています。 最近Gmail宛てのメールで421-4.7.0のエラーが発生し、Gmailにメールが送れなくなりました。 このエラーの内容としてはGoogleからSPAM扱いを受けてIPアドレスごと拒否されているというものです。

原因を調べたところ、あるユーザアカウントで個人のGmailのメールアドレスに自動転送設定をサーバ側でしており、 その転送しているメールのなかにスパムが多く含まれるようになったため、 Googleに怒られる状況になったようです。

現在、取り急ぎ転送設定を取消、Gmail宛てに送り損ねたメールがキューに溜まっていたので全て削除した状態です。 今の時点でメールサーバ上の他のアカウントがgmail宛てにメールを送ったところ、 当然ながら421-4.7.0のエラーで送られない状態なのですが、 延々とメール送信がリトライされることになるため、 いつまでにたってもGmail側でのIP制限が解除されない自体に繋がるのでは? とかユーザは送ったつもりなのに実際には送れなかったことが認識出来ずトラブルになるのでは? という懸念がございます。

ここでリトライをせず、ユーザに「エラーとなったので遅れませんでした」といった感じのエラーメールとして送り返すにはどのように設定を行えばよろしいでしょうか?

  • gmailのタグを追加しました。 – tomute 14年12月20日 12:24
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単純に再送をやめるのであれば、main.cfにて、maximal_queue_lifetimeとbounce_queue_lifetimeを0にすればよさそうです。 ただ、いろいろ弊害はあるのでご注意を。

インターネット上では確実に配送される保証はありませんので、再配送を完全に止めてしまうと本来送るべきメールが送れなくなる可能性があります。

http://q.hatena.ne.jp/1225177875 より

(ケータイのキャリアメール向けのサービスで、MTA側では再送間隔を調整しておいて、別の処理でqueueをさらって再送扱いのメールをお掃除するようなことをやりました。が、最終的にはキャリアさんにたのんで第8層で解決した記憶があります、gmailもそうなるんでしょうかねぇ。。)

  • リンクをクリックしなくても内容がある程度わかる回答になるよう、リンク先の抜粋を含めました。お気に召さないところがあれば、お手数ですが、後から編集できますので上書きしてしまってください。 – ento 14年12月20日 14:39
  • ご回答ありがとうございます。再配送の期間が長すぎるようなので、ある程度短くした方がユーザの利便性的にも良いかなと思っています。 今回はこの辺のを中心に見直すことになるかなと思います。 – momo 14年12月21日 13:22
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直接の回答ではありません。

Gmailへの送信をしないという観点であれば、gmail.com などのアドレスへの送信を無条件で拒否するという手があります。

main.cf:

smtpd_recipient_restrictions =
  ...
  check_recipient_access hash:/usr/local/etc/postfix/reject_recipients
  ...

check_recipient_access は permit_mynetworks などの許可設定よりも前に入れてください。(たいていの場合には先頭に入れてしまっても良いと思います。)

/usr/local/etc/postfix/reject_recipients:

gmail.com       REJECT Could not deliver to Gmail
googlemail.com  REJECT Could not deliver to Gmail

注: 独自ドメインで Gmail (Google Apps) を使っている場合には個別に対応が必要です。

  • ご回答ありがとうございます。 なるほどこの発想はありませんでした。もしもの時の緊急避難的な手段として有効だと思うのでいざというときに使えるようにしたいと思います。 – momo 14年12月21日 12:43
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Postfix 2.7 以降の場合

Postfix 2.7 以降であれば、smtp(8) の smtp_reply_filter で Gmail からの応答を書き換えるフィルターを設定するといいかもしれません。 Gmail (*@gmail.com) 宛のメールにだけ適用するため、master.cf で Gmail 宛専用のトランスポートを定義し、transport(5) でそれを指定するといいでしょう。

/etc/postfix/master.cf で Gmail 宛専用のトランスポート smtp-gmail とそのコマンドラインを設定します。ここで smtp_reply_filter を使用するようにします:

smtp-gmail        unix  -       -       -       -       -       smtp
  -o syslog_name=postfix/gmail
  -o smtp_reply_filter=regexp:$config_directory/smtp_reply_filter.gmail.regexp

/etc/postfix/smtp_reply_filter.gmail.regexp で Gmail の応答の書き換えルールを設定します。書き換え対象の正規表現、書き換える内容は、適宜調整してください:

/^421-(4\.7\.0.*)/ 550-5.0.0 任意のメッセージ (${1})

/etc/postfix/transport で Gmail 宛のメールを smtp-gmail トランスポートを利用するように設定します:

gmail.com    smtp-gmail:

/etc/postfix/main.cftransport(5) を参照するように設定します:

transport_maps = hash:$config_directory/transport

/etc/postfix/transport.db への反映と Postfix master への main.cfmaster.cf 変更を反映します:

# postmap /etc/postfix/transport
# postfix reload

Postfix 2.6 以前の場合 (Postfix 2.7 以降も可)

mailq あるいは postqueue -p の出力から該当している滞留メールの情報を調べ、 送信者にバウンスメッセージを送信し、キューから削除する方法が考えられます。

例えば、以下のようなスクリプトを cron で定期実行するのはどうでしょうか。 (送信者アドレスなどは適宜変更してください)

#!/bin/sh

bounce_sender="postmaster@example.jp"
bounce_subject_prefix="Delivery to Gmail failed: "
bounce_body="\
Message body.
Blah-Blah

-- 
$bounce_sender
"

postqueue -p \
|sed -n \
  -e '/^[0-9A-Z]*  */N' \
  -e 's/\n(host [^ ]* said: 421[- ]4\.7\.0 <\([^@>]*@gmail\.com\)>:.*/ \1/p' \
|while read -r qid size wday month mday time sender recipient; do
  {
    echo "From: $bounce_sender"
    echo "To: $sender"
    echo "Subject: $bounce_subject_prefix<$recipient>"
    echo
    echo "$bounce_body"
  } \
  |sendmail \
    -i \
    -f "$bounce_sender" \
    "$sender" \
  ;
  postsuper -d "$qid"
done

バウンスメッセージに元のメッセージを含めたい場合は postcat -q "$qid" で抽出できるので、 適宜利用を検討してみてください。

この例ではバウンスメールの送信に sendmail を利用していますが、ほかの方法でも構いません。 sendmail なら手前味噌ですが、以下のページにいくらか情報があります。ご参考まで。

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