間違っているというより、全体的に用語の使い方があいまいで意味がよくわからない箇所が多いと思いました。ですから具体的にどこが間違っているという指摘はしづらいのですが、明らかにおかしなことが書かれている箇所があります。
厳密には、クラウド環境を構成するサーバーは、マルチプロセッサーやマルチコアは内部的にもMIMDですし、最近のプロセッサやGPUなどの拡張ボードでも何かしらのSIMDに対応しています。そのため、厳密な分類では、現状のクラウド環境はMIMDおよびSIMDのハイブリッドなアーキテクチャですが、今回の記事の流れから、SIMD動向については割愛してMIMDを中心に話を進めています。
↓前半はクラウドを構成するサーバーのハードウェアのアーキテクチャの話です。
厳密には、クラウド環境を構成するサーバーは、マルチプロセッサーやマルチコアは内部的にもMIMDですし、最近のプロセッサやGPUなどの拡張ボードでも何かしらのSIMDに対応しています。
↓ところが、後半はなぜかクラウド環境のアーキテクチャの話になっています。
そのため、厳密な分類では、現状のクラウド環境はMIMDおよびSIMDのハイブリッドなアーキテクチャですが、今回の記事の流れから、SIMD動向については割愛してMIMDを中心に話を進めています。
CPUの命令がMIMDかSIMDかという違いはプロセスレベルの処理には関係がなく、そのプロセスを処理の単位としているクラウド環境の構造には何の影響もありません。