iOSでのローカルプッシュ受信後の挙動は大きく3パターンに分けることができます。
- アプリがフォアグラウンド起動時に通知を受け取る
- アプリがバックグラウンド起動時に通知を受け取り、アプリをフォアグラウンド起動にする
- アプリが停止している時に通知を受け取り、アプリをフォアグラウンド起動にする
AppDelegate
内の処理でこれら3パターンに対して異なる処理を走らせることができます。
【1と2の処理】
1と2については、AppDelegate
に下記のメソッドを加えることで処理を分岐します。
func application(application: UIApplication, didReceiveLocalNotification notification: UILocalNotification) {
if(application.applicationState == .Active) {
// 1の場合の処理をここに書く
} else if(application.applicationState == .Inactive) {
// 2の場合の処理をここに書く
} else {
// その他の場合の処理(今回は該当なし)
}
}
【3の処理】
3の場合のみAppDelegate
のdidFinishLaunchingWithOptions
に処理を書く必要があります。
func application(application: UIApplication!, didFinishLaunchingWithOptions launchOptions: NSDictionary!) -> Bool {
if (launchOptions != nil) {
var notification:UILocalNotification? = launchOptions.objectForKey(UIApplicationLaunchOptionsLocalNotificationKey) as? UILocalNotification
if(notification != nil) {
// 3の場合の処理をここに書く
}
}
}
1〜3の各処理の実行時にnotificationオブジェクトを持てるので、
ローカルプッシュ実行時にカスタムデータを含むようにしていれば、
notification.userInfo
を見ることで、必要に応じた処理ができるようになります。
また、画面遷移の方法についてですが、
NSNotificationCenter
を利用してはいかがでしょうか?
例えば、rootViewControllerにあたるViewControllerのメソッドをNSNotificationCenter
で呼び出して、その中でperformSegueWithIdentifier
を実行して画面遷移させる
といったことが思いつきます。
(他にもっと良い方法があるかもしれませんが...。)
質問への認識違いなどありましたらご指摘ください。
少しでも参考になれば幸いです。