方法1
%*
ですべての引数を参照できますので、これをループで回します。
コマンドプロンプトでは()
を抜けるまでsetした環境変数が適用されないため、setlocal enabledelayedexpansion
して遅延環境変数の展開を有効にします。
この際()
内で環境変数を参照する場合は、環境変数名の両端に!
を付けます。(%
ではなく)
参考リンク
豚吐露@wiki - Windows/bat/tips/for内でsetした値がforを抜けるまで反映されない
set COMMAND=%%~a
は、コマンドとなる最初の引数が"
で括られていても対応できるように~
で両端の"
を除去しています。
@echo off
setlocal enabledelayedexpansion
set ARGS=
set POS=cmd
for %%a in (%*) do (
if "!pos!"=="cmd" (
set COMMAND=%%~a
set POS=arg
) else if "!pos!"=="arg" (
set ARGS=!ARGS! %%a
)
)
%COMMAND%%ARGS%
endlocal
方法2
方法1のような細かいことを考えなければ、%*
ですべての引数を参照できるので下記のように書けます。
@echo off
\path\to\%*
方法3
引数への参照方法は%1
~%9
までしかありませんが、shift
を使用すると引数を1つずらすことができます。これで引数を%1
へ1つずつずらしながら、2つ目以降の引数をループで取り出します。
set COMMAND=%~1
は、コマンドとなる最初の引数が"
で括られていても対応できるように~
で両端の"
を除去しています。
@echo off
set COMMAND=%~1
@shift
if "%1"=="" goto :end
set ARGS=%1
@shift
:loop
if "%1"=="" goto :end
set ARGS=%ARGS% %1
@shift
goto :loop
:end
%COMMAND% %ARGS%