Windows 8 から、以下で示すようにアプリの種類がたくさん出てきました。
- ストア アプリ
- Windows Runtime アプリ
- Windows Phone ストア アプリ
- Windows ストア アプリ
- ユニバーサル Windows アプリ
それぞれ、どういう意味で、どのような違いがあるのでしょうか?
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登録してこのコミュニティに参加する2014年12月現在、Microsoft の用語としては以下のようになっています。
※ Windows 10 では、Xbox もユニバーサル Windows アプリの対象になるといわれており、その際には用語も変更される可能性があります。
※ 2014年12月30日編集: 12月19日から本日までの間に、日本語版 MSDN のページが英語版に合わせて変更されました。それに合わせて、「ストア アプリ」を「Windows ランタイム アプリ」に修正します。
日本語版 MSDN: ストア アプリWindows ランタイム アプリとは
英語版 MSDN: What's a Windows Runtime app?
「ストア アプリWindows ランタイム アプリ」(日) / 「Windows Runtime app」(米)
Windows デバイスと Windows Phone で動作する、デスクトップ アプリ以外のアプリ
であって、Windows ランタイムを使うもの
「Windows ストア アプリ」 / 「Windows Store apps」
ストア アプリWindows ランタイム アプリ / Windows Runtime app であって、Windows デバイス (PC、タブレット、ノート PC など) 上で動作し、Windows ストアで販売できるもの
「Windows Phone ストア アプリ」 / 「Windows Phone Store apps」
ストア アプリWindows ランタイム アプリ / Windows Runtime app であって、Windows Phone 上で動作し、Windows Phone ストアで販売できるもの
「ユニバーサル Windows アプリ」 / 「universal Windows app」
ストア アプリWindows ランタイム アプリ / Windows Runtime app であって、Windows ストアと Windows Phone ストアの両方で入手できるアプリ
※ 「ユニバーサル Windows」のアプリではなく、ユニバーサルな「Windows アプリ」。その意を強調するためか、英語では先頭の「u」が小文字で表記されることがある。
※ 2014年12月30日追記
「ストア アプリ」→「Windows ランタイム アプリ」への用語変更にともない、次の種類のアプリが包含されなくなりました。なお、この定義に従うと、Windows Phone Silverlight X アプリと Windows ストア アプリをユニバーサル化した場合(可能です。筆者もやりましたし、MS 謹製アプリにもあります)、それらをユニバーサル Windows アプリとは呼べなくなります。
ざっくり書くと以下のようになります
ストア アプリ・・・・Windows Phone ストア アプリ と Windows Storeアプリ を一括りにした用語
Windows Phone ストア アプリ・・・・WindowsPhone7/8.1のみで動作するアプリ(スマホ要素が強い)
Windows Storeアプリ・・・・Windows8/8.1/のみで動作するアプリ(タブレット要素が強い)
ユニバーサルアプリ・・・・Windows Phone と Windows8/8.1 の両方でダウンロード&起動が可能なアプリ (もちろん開発も両方可能)