bashの場合パスを通すには環境変数PATH
を設定します。
bash のマニュアルには次のように書いてあります。
PATH
コマンドの検索パスです。 シェルがコマンドを検索するディレクトリをコロンで区切って並べたリストです (後述の コマンドの実行を参照)。 PATH 中の長さ 0 の (空の) ディレクトリ名は、カレントディレクトリを示します。 空のディレクトリ名は、2 つのコロンを並べるか、 先頭や末尾のコロンで表します。 デフォルトのパスはシステム依存で、 bash をインストールしたシステム管理者が設定します。 一般的な値は ``/usr/gnu/bin:/usr/local/bin:/usr/ucb:/bin:/usr/bin'' です。
環境変数の設定はexport
コマンドを使います。:
区切りで/usr/local/bin
を追加します。
# export PATH=$PATH:/usr/local/bin
# which git
/usr/local/bin/git
export
コマンドで設定した値はログオフすると破棄されるため ~/.bashrc
に書きます。
# vim ~/.bash_profile
(略)
export PATH=$PATH:/usr/local/bin
sudo -s
しなおすか 手動で読み込むと反映されます。
# . ~/.bashrc ←手動で読み込む
# which git
/usr/local/bin/git
$ sudo -s
# which git
/usr/local/bin/git
/etc/sudoers
でenv_keep
を使う方法。sudo時にPATHを引き継ぐ方法