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$の時はgitコマンドが使えるのですが、
sudo -sしてrootユーザーになった時にgitコマンドが使えません。
rootユーザーの時のパスが通っていないのが原因だと思うのですが、設定の仕方がいまいちわかりません。
通常のユーザーと同じようにrootユーザーのパスを設定するにはどうしたらよいのでしょうか。

$ which git
/usr/local/bin/git

# which git
/usr/bin/which: no git in (/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin)
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2 件の回答 2

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CentOS(私は7で確認)のデフォルト設定では、sudoの設定ファイルであるsudoersのsecure_path設定により、sudo時のパスが/sbin:/bin:/usr/sbin/:/usr/binになります。

質問のような運用形態で/usr/local/bin/gitを使えるようにするには、以下のいずれかの方法をとることになると思います。なお、sudo -sでなければ、sudoに-Eオプションを付けて現在の環境変数PATHを引き継ぐこともできます。

  • sudo -sのかわりにsudo su -を使う(自分のパスワードでrootになる)
  • sudo -sのかわりにsuまたはsu -を使う(rootのパスワードでrootになる)
  • sudo visudoでsudoersの編集に入り、Defaults secure_pathの行の設定をする
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bashの場合パスを通すには環境変数PATHを設定します。
bash のマニュアルには次のように書いてあります。

PATH
コマンドの検索パスです。 シェルがコマンドを検索するディレクトリをコロンで区切って並べたリストです (後述の コマンドの実行を参照)。 PATH 中の長さ 0 の (空の) ディレクトリ名は、カレントディレクトリを示します。 空のディレクトリ名は、2 つのコロンを並べるか、 先頭や末尾のコロンで表します。 デフォルトのパスはシステム依存で、 bash をインストールしたシステム管理者が設定します。 一般的な値は ``/usr/gnu/bin:/usr/local/bin:/usr/ucb:/bin:/usr/bin'' です。

環境変数の設定はexportコマンドを使います。:区切りで/usr/local/binを追加します。

# export PATH=$PATH:/usr/local/bin
# which git
/usr/local/bin/git

export コマンドで設定した値はログオフすると破棄されるため ~/.bashrc に書きます。

# vim ~/.bash_profile
(略)
export PATH=$PATH:/usr/local/bin

sudo -s しなおすか 手動で読み込むと反映されます。

# . ~/.bashrc  ←手動で読み込む
# which git
/usr/local/bin/git
$ sudo -s
# which git
/usr/local/bin/git

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