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Goのinterfaceの語尾に"-er"を付けることが多い事に理由はあるのでょうか?

例えばStringメソッドを持つStringerはStringable等の名前では無いことに、Goの思想はあるのでしょうか?

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2 件の回答 2

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格納するデータの役割(Role)を明示する為ですが、golang では一般的に役割に er を付ける事が多いです。
例えば Read 出来て、Close も出来るのであれば ReadCloser となります。
ちなみに

http://www.carlopescio.com/2011/04/your-coding-conventions-are-hurting-you.html

この記事に

  • the -er suffix
  • the -able suffix
  • the -Object suffix
  • the I- prefix

について書かれていますが、-able については当てつけっぽく実際何をやるのかが分かりづらい、-Object は MarshalByObject 等の様にバッティングの可能性がある、I- は List が IList じゃないのに矛盾してるよね、といった事が書かれています。

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  • interface名が明示しているものは、そのinterfaceの役割であって、 interfaceを満たしたデータ自体が、そのinterface名が示しているものではないという認識であっていますか?
    – iroiro
    2015年12月22日 22:22
  • 僕個人の認識では「データがどの様な役割を持っているかを示す目的として er が使われている」と思っています。 だからこそダッグタイプの意味がありますし、タイプアサーションにも意味をなしますし、ReadCloser という名前から開発者が簡単に「Read や Close が出来る」と一目で分かるメリットがあると思っています。例えば -able が一般的な java だと intreface の多重継承は出来ないので、抽象的な名前を付けざるを得ないですが、golang だとそもそも継承などしなくてよいので、Read() 関数を作ればそれは Reader だし、Write() を作れば ReadWriter だという事になります。
    – mattn
    2015年12月23日 15:34
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Javaだとよく-ableを使いますが、別言語ですので、それにあまりひっぱられ過ぎないほうがよいと思います。

コメントにもあります通り

Clarifying that proper English agent nouns are preferred would be helpful.

と下記参考になると思います。

Proper English is always preferable.


Also, the convention is to use -er for interfaces with just a
single method, not for all interfaces, and it works best when
the method name is a verb. You take the method name and
add -er to form a noun.

まず、「〇〇able」とする事ができる動詞として、先ほど紹介したように“動詞”が挙げられるのですが、その動詞の中でも「他動詞」にしか語尾に「able」を付ける事ができません。


次に、「able」を語尾に付ける事ができる物として「名詞」がありますが、例えば「結婚」と言う意味を持つ「marriage」の語尾に「able」を付け加えて「marriageable」とすると、「婚期に達した、年ごろの」と言う意味の「形容詞」になります。

まとめ

ableは動詞では他動詞につけるものです。
-erをつけるほうが、ableをつけるより自然な英語になる場面が多いのではないでしょうか。
また-erは名詞化するのに使われているようです。 -ableだと形容詞化してしまうのかな。

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