gitで動画などを使ってしまうとsourcetreeが肥大化して動かなくなることがあります。
ネットで検索するとgitmediaがいいと書いてありますが、どのように解決しているのでしょうか。
gitで動画などを使ってしまうとsourcetreeが肥大化して動かなくなることがあります。
ネットで検索するとgitmediaがいいと書いてありますが、どのように解決しているのでしょうか。
Git Large File Storage を使うのが良いかと思います。
Git Large File Storageとは、Gitワークフロー内での“オーディオサンプルやデータセット、グラフィック、ビデオなど、大容量のバイナリファイル組込み”の改善を目的とした,オープンソースのGitエクステンション だそうです。
料金は1GBまでは無料。50GBが月額5ドルから。転送料金も別途設定されているため、詳しくは料金表を参照してください。
とのことです。
参考:
GitHub、Gitで画像や動画など大容量ファイルを扱える「Git LFS」(Git Large File Storage)正式リリース - Publickey http://www.publickey1.jp/blog/15/git_lfs.html
Git Large File Storage https://git-lfs.github.com/
以下のような状況であることを想定して回答します。
※動画を管理することが主目的でソースコードを管理することが二の次であればこの回答は無視してください。
ファイル数が多いものの、gitで処理しきれないレベルではないのであればsubmoduleで別管理にする。
大量に画像があるような状況で「画像の履歴はそこまでリアルタイムで追従しなくていい」のであれば、画像のディレクトリをsubmodule化し、気が向いたときにsubmodule側をpullすれば開発時にpullに時間がかかるなどの問題は回避できるかと。
gitで処理しきれないレベルであればgitで管理しない。
git管理下から外して構成管理などの別レイヤーの話として扱うが楽です。
「どんな用途でどの程度のプライオリティでその動画を管理したいのか?」というところで対処方法も変わりますが、基本gitのリポジトリ外におくことがベストだと思います。
何人かおっしゃっているように、動画は git で扱わないほうがいい、という話はありますが。
それでも git で動画のバージョン管理を行いたいんだ!ということであれば、それはつまり、次のことを意味すると思います。
一度コミットされた動画いつでも復元することができる <-> 一度コミットされた動画は未来永劫削除されない
その、デメリット側(動画がじゃんじゃか堆積していくことによるスペースリソースの圧迫)を許容できるのならば、 git-media などを使うのも選択肢になります。
git-media などは、簡単にいうと、巨大なファイルが歴史に追加されようとした際には、そのファイルをどこか他のところに保存しておき、そこへのリンクのみを git の歴史として保持しておく、ことによって動作します。
これによって、例えば clone して checkout するときには、巨大オブジェクトが存在しない歴史 + 現在のレビジョンの巨大オブジェクト だけを取得すればよく、わりと取り回しはよくなります。
さて、巨大ファイルはどこに保存されていくかですが、S3 や、適当なファイル置き場(rsyncで接続)に置かれていきます。これはもちろん、どんどん大きくなります。
git media が解決するのは、 sourceTree が肥大化することによる、レポジトリの取り回しの悪さであって、「保管しているファイルのサイズの総計が莫大になる問題」ではないことが注意です。