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環境: CやC++の開発環境

コンパイル時の警告についての質問です。

以下のテスト用関数を用意したとします。ステップ実行でvalの値をチェックするためです。

void Test_someFunc() {
    int val;
    val = getVal();
}

上記コードを含めたソースをコンパイルすると以下の警告が出ます (確認環境: C++ Buiilder XE4)。

valに代入した値は使われていない

この警告自体は未使用の変数がわかって便利なのですが、上記のようなテスト関数でも警告が出てしまいます。

こういう場合、どのようにして警告を表示しないようにできるでしょうか(警告をOFFにしない方法で)。

よろしくお願いいたします。

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  • 1
    次の行に(void)val;を書く、を試してみて下さい。 あるいは、(void)(val = getVal());
    – BLUEPIXY
    Commented 2015年11月7日 1:55
  • ありがとうございます。 確かに警告が消えました。 両者の振舞としては何をするのでしょうか? valという値のポインタの先の処理をする?などちょっとわかりません。 Commented 2015年11月7日 2:07
  • wiki.openoffice.org/wiki/Writing_warning-free_code の Unused parameters に記載がありますね。 Commented 2015年11月7日 2:09
  • 1
    式の結果に対して(void)を指定するとコンパイラにこの式の結果は使わない(例えばprintfの結果のような返値が使用されない時など)ことをコンパイラに伝えることができます。
    – BLUEPIXY
    Commented 2015年11月7日 2:26

3 件の回答 3

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式の結果に対して(void)を指定するとコンパイラにこの式の結果は使わない(例えばprintfの結果のような返値が使用されない時など明示的に値を破棄する)ことをコンパイラに‌​伝えることができます。

参考:6.8.3 Expression and null statements

1
  • 回答ありがとうございます。資料もありがとうございます。 勉強になりました。 資料を読んでさらに良いコードが作れるようになりたいと思います。 Commented 2015年11月7日 2:58
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ステップ実行でvalの値をチェックするためです。

一例に対しての反論では意味をなさないかもしれませんが、

assert(val != 0);

など確実に成立すべき条件を記載すれば、コンパイラーも警告しませんしテストにもなります。

5
  • 確かにもっとassert()を使うべきなのかもしれません。一方で、valの値をチェックしたい場合としては「valが有効範囲に入っているか」以外にも「valの計算結果を知りたい」という場面もあります。中間変数の値を知ることで検算を行う、というデバッグを想定しています。 Commented 2015年11月7日 3:07
  • 3
    @sevenOfNine デバッグをするなという指摘ではありません。何かしら1つ式を書けば警告されなくなるので、(void)valよりも有用な式を書いてはどうですか? という提案です。
    – sayuri
    Commented 2015年11月7日 23:54
  • @sayuriさん なるほど。 (void)val;の行の代わりにassert(val != 0);はどうですか、という意味なのですね。 それは確かに有用に思います。 Commented 2015年11月8日 5:29
  • @sayuriさん (void)val;では組込みのIDEで警告が出ました。assert(val != 0);だと同じ環境では警告が出ませんでした。ありがとうございます。 Commented 2019年12月24日 1:03
  • と思っていましたら、assert()を使うことで組込み側でシンボル"_write"が見つからないというビルドエラーになりました。難しいですね。 Commented 2019年12月24日 1:13
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以下のような、使用しない変数を引数にしたダミー関数を呼び出す方法はいかがでしょうか。

Cの場合:

// 共通ヘッダあたりに定義
static inline void unused_impl(int dummy, ...) {}
#define UNUSED(...) unused_impl(0, __VA_ARGS__)
(中略)
    // 関数内
    int val1 = f();
    int val2 = g();
    UNUSED(val1, val2)

C++の場合:

// 共通ヘッダあたりに定義
template<typename... TS> void unused(const TS &...) {}
(中略)
    // 関数内
    int val1 = f();
    int val2 = g();
    unused(val1, val2);

長所:

  • マクロ/関数名を適切なものにすることで、「使用しない」という意思が伝わりやすくなる。
  • 複数の変数を同時に指定できる。

短所:

  • それぞれC99、C++11以降に対応している必要がある。(C++ Builder XE4 は対応してましたっけ? 新しめのは対応しているようですが)
  • 最適化をかけないと、ダミー関数呼び出しのオーバーヘッドがかかる。
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  • ありがとうございます。色々な方法がありますね。 XE4はC++11の対応は32bit版、64bit版で異なりますね。C++11機能の使用は将来のバージョンで検討することになりそうです。 Commented 2015年11月8日 9:45
  • 3
    複数同時指定に拘らなければ、C++03でも使えます、とだけ返そうとしましたが、指定する手間が (void) でキャストするのと変わらなくなりますね。 意思の明示も、#define UNUSED(x) (void)x で十分そう。
    – yoh2
    Commented 2015年11月8日 10:04
  • コードの意図を残す、という点からdefineなども有用ですね。ありがとうございます。 Commented 2015年11月8日 10:08

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