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質問

現在「Objective-Cのプログラミング概要」というAppleが作ってるドキュメントを読んでいます。
その中で、サブクラス作成方法において複合オブジェクトを用いたサブクラス作成例(P17〜)のinitメソッドに出てくる「zone」がどこから出てきたのか理解できずに困っています。
「zone」はどこから出てきたのでしょか?

不明点のサンプルコード抜粋

- init {
  self = [super init];
  if (self) {
      embeddedArray = [[NSMutableArray allocWithZone:[self zone]] init];
  }
  return self;}

サンプルコード抜粋元資料

https://developer.apple.com/jp/documentation/CocoaEncyclopedia.pdf


推測

わからないなりに推測してみました。
NSMutableArrayはNSArrayを継承したサブクラス、更にNSArrayはNSObjectを継承したサブクラスであるため、[self zone]でNSObjectのzoneメソッドにメッセージを送れる。
また、allocWithZoneメソッドもNSObjectを継承しているため、メッセージをおくれる。
なお、資料が古いため過去requiredだったzoneがそのまま使われており、現在は使えない状態である。

推測の根拠

https://developer.apple.com/library/prerelease/mac/documentation/Cocoa/Reference/Foundation/Protocols/NSObject_Protocol/index.html#//apple_ref/occ/intfm/NSObject/zone

よろしくおねがいします!

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  • 回答ありがとうございました。 kishikawa katsumiさんの回答により、解決しました。
    – Y.Keisuke
    2015年11月2日 7:11

1 件の回答 1

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推測されている通り、zoneNSObjectのメソッドです。NSArrayNSMutableArrayなどObjective-Cの(厳密にはCocoaの)クラスはほとんどがNSObjectを継承しているので、NSObjectが持つメソッドを利用できます。

サンプルにあるallocWithZone:はメモリリソースが限られていた頃には有効でしたが、現在はシステムに任せるほうが効率がいいので非推奨になり、指定しても意味のない値になっています。

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