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カリー化した場合に引数が必要な場合とそうじゃない場合の違いがわかりません.
シンボルからto_procした場合は可変長引数を取るので
そのため引数が必要になるのでしょうか??

head :022 > f = proc { |x,y| x + y }
 => #<Proc:0x007fbb311a0088@(irb):22> 
head :023 > f.curry(2).call(1).call(2)
 => 3 
head :024 > f.curry.call(1).call(2)
 => 3 
head :025 > f.curry.call(1,2)
 => 3 
head :026 > :+.to_proc.curry.call(2, 3)
 => 5 
head :027 > :+.to_proc.curry(2).call(2).call(3)
 => 5 
head :028 > :+.to_proc.curry.call(2).call(3) # 指定しないとエラー

1 件の回答 1

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シンボルからto_procした場合は可変長引数を取るので そのため引数が必要になるのでしょうか??

必ずしも必要なわけではありません。
カリー化されたProcは「十分な数の引数が渡されると」評価されます。その十分な数の引数の数をcurry時に引数(arity)として指定するか、call時に自前で判断させるかの違いです。

# 次の場合、十分な引数の数は2つと判断される
f2 = proc { |x, y, *z| x + y + z.inject(:+) }
f2.curry.call(1, 2, 3, 4)
=> 10
f2.curry.call(1).call(2, 3, 4)
=> 10
f2.curry.call(1).call(2).call(3, 4) # 2つ渡した時点で評価される
TypeError: nil can't be coerced into Fixnum

rubyのソース読んだわけではありませんが、挙動から察するにProc#arityの値を見て判断しているように思われます。

f = proc { |x,y| x + y }
f.arity #=> 2 ... 2つの実引数

f2 = proc { |x, y, *z| x + y + z.inject(:+) }
f2.arity #=> -3 ... 2つの実引数と1つの可変長引数

:+.to_proc.arity #=> -1 ... 0個の実引数と1つの可変長引数

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