elint
の他にバイトコンパイルする手段があります.
(let (x 1) x)
というファイルをバイトコンパイルすると, 以下のようにエラーが出ます.
Compiling file /home/syohei/junk/elisp/test2.el at Tue Dec 16 15:41:42 2014
test2.el:1:1:Error: Wrong type argument: listp, 1
また lexical-bindings
を有効にすると
;;; some-package.el --- This is some package. -*- lexical-binding: t; -*-
(let (x y) x)
のような内容でも警告されます(未使用変数という形になってしまいますが).
Compiling file /home/syohei/junk/elisp/test.el at Tue Dec 16 15:43:19 2014
test.el:3:1:Warning: Unused lexical variable `y'
バイトコンパイルは diredで Bをタイプすると行えます.
(依存関係をチェックする際などは, emacs -Q
で起動してバイトコンパイルすると望ましいです)
lexical-bindings
は Emacs 24から利用できます. これからリリースするような
パッケージは Emacs23をサポートする必要はないと思いますので, 常に有効にしておいて
よいと思います(クロージャも書きやすくなりますし).
バイトコンパイルはその他 deprecated, obsoletedな変数, 関数等の指摘も行って
くれるので, パッケージをリリースする際は必ず行うことが望ましいと考えています.
参考