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Go言語を初めて1週間ほどですが、エラーハンドリングの方法について良い方法が思いつかなかった為、質問させて頂きます。
今回の例はjsonデコードですが、json#UnmarshalJSONが問題なのではなく、複数のメソッドを呼び出すメソッドを記述した際には普遍的に起こる問題かと思います。

目的

以下に示すコードのように、独自クラスTaskに対してjson.Unmarshalerインターフェイスを実装しようとしています。
なお、今回の問題とは直接関係ありませんが、m["original"]の内容によってt.Originalの型を変更したい為、Original側にUnmarshalJSONを実装することはできません。

func (t *Task) UnmarshalJSON(d []byte) error {
  m := make(map[string]json.RawMessage)
  err = json.Unmarshal(d, &m)
  if err != nil {
    return err
  }

  json.Unmarshal([]byte(m["name"]), &t.Name)
  json.Unmarshal([]byte(m["trigger"]), &t.Trigger)
  json.Unmarshal([]byte(m["description"]), &t.Description)
  json.Unmarshal([]byte(m["filter"]), &t.Filter)
  originalUnmarshal([]byte(m["original"]), &t.Original)
  return nil
}

問題点

json.UnmarshalやoriginalUnmarshalではエラーが発生する可能性があるため、返り値としてerrorを返しています。この部分のエラーハンドリングを考えたところ、以下のようにif err != nil { return err }だらけのコードとなってしまいました。

func (t *Task) UnmarshalJSON(d []byte) error {
  m := make(map[string]json.RawMessage)
  err = json.Unmarshal(d, &m)
  if err != nil {
    return err
  }

  err = json.Unmarshal([]byte(m["name"]), &t.Name)
  if err != nil {
    return err
  }

  err = json.Unmarshal([]byte(m["trigger"]), &t.Trigger)
  if err != nil {
    return err
  }

  err = json.Unmarshal([]byte(m["description"]), &t.Description)
  if err != nil {
    return err
  }

  err = json.Unmarshal([]byte(m["filter"]), &t.Filter)
  if err != nil {
    return err
  }

  err = originalUnmarshal([]byte(m["original"]), &t.Original)
  if err != nil {
    return err
  }
  return nil
}

調査・対応

同じような問題で悩んでいる人を探した所、公式を含む以下のサイトが引っかかりました。
https://groups.google.com/forum/#!topic/Golang-Nuts/sFgUpNvklmo
http://blog.golang.org/errors-are-values
http://jxck.hatenablog.com/entry/golang-error-handling-lesson-by-rob-pike

これを元に汎用的なクラスを実装したところ、クロージャだらけになったものの一応実装自体はできました。

type MultipleFunction struct {
  err error
}

func (m *MultipleFunction) Execute(f func() error) {
  if m.err != nil {
    return
  }
  m.err = f()
}

func (m *MultipleFunction) Error() error {
  return m.err
}

func (t *Task) UnmarshalJSON(d []byte) error {
  var err error
  m := make(map[string]json.RawMessage)

  mf := MultipleFunction{}
  mf.Execute(func() error { return json.Unmarshal(d, &m) })
  mf.Execute(func() error { return json.Unmarshal([]byte(m["name"]), &t.Name) })
  mf.Execute(func() error { return json.Unmarshal([]byte(m["trigger"]), &t.Trigger) })
  mf.Execute(func() error { return json.Unmarshal([]byte(m["description"]), &t.Description) })
  mf.Execute(func() error { return json.Unmarshal([]byte(m["filter"]), &t.Filter) })
  mf.Execute(func() error { return originalUnmarshal([]byte(m["original"]), &t.Original) })
  return mf.Error()
}

しかし、「目的」で示したコードに対してややこしくなってしまっており、あまり良いコードとも思えません。
こういった場合の定番の方法は何かあるのでしょうか?

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汎用化しようとするのが誤りでしょう。上げられている資料 http://jxck.hatenablog.com/entry/golang-error-handling-lesson-by-rob-pike に基づくならば、以下のような実装 json2 にとどめるべきです。

type json2 struct {
  err error
}

func (j *json2) unmarshal(data []byte, v interface{}) error {
  if j.err != nil {
    return j.err
  }
  j.err = json.Unmarshal(data, v)
  return j.err
}

func (j *json2) originalUnmarshal(data []byte, v *Original) error {
  if j.err != nil {
    return j.err
  }
  j.err = originalUnmarshal(data, v)
  return j.err
}

汎用化する仕組み/フレームワークをあらかじめ作るのではなく、必要な物だけを必要なときに書くことで、維持したいロジックをスッキリさせる方が golang 的です。どうしても汎用化したいのであれば、 json2 に相当するコードを自動生成(generate)するような方法を模索すべきではないでしょうか。

なお、この json2 を使うことで、元のコードは以下のように書き換わります。

func (t *Task) UnmarshalJSON(d []byte) error {
  m := make(map[string]json.RawMessage)
  j := &json2{}
  j.unmarshal(d, &m)
  j.unmarshal([]byte(m["name"]), &t.Name)
  j.unmarshal([]byte(m["trigger"]), &t.Trigger)
  j.unmarshal([]byte(m["description"]), &t.Description)
  j.unmarshal([]byte(m["filter"]), &t.Filter)
  j.originalUnmarshal([]byte(m["original"]), &t.Original)
  return j.err
}

余談

json2 というよりは意味合いから unmarshalContext とすべきでした。まぁ説明のため短い名前を採用したということで、ご容赦を。

  • 回答ありがとうございます。 ご指摘のリンク先でも「WriterとReaderについて作っておけば」とあり、同様のロジックがどんどんと増えてしまうような気がしていましたが、現状ではこの部分でしか問題が発生していないため、回答いただいた方法で実装してみようと思います。 改めて読み直してみて思いましたが、エラーが起こりやすい部分(ファイル入出力など)に関してif err != nilが多発するのは特に違和感が無く、今回のように「まず間違いなくエラーにならない」が「失敗した場合は進められない」という場合の書き方に困るようです。 #個別にif判定しないとpanicさせることもできませんし また、go generateについても知らなかったため勉強になりました。ありがとうございました。 – Sheile 15年6月11日 4:59

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