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スーパーコンピュータはなぜ高速に計算ができるのですか?

スーパーコンピュータは多くのCPUを並列にして速度を稼いでいると認識しています
しかしなぜ高速に計算できるかわかりません
理由はアムダールの法則です
複数のプロセッサを使って並列計算してプログラムの高速化を図る場合、そのプログラムの逐次的部分に制限を受ける。例えばプログラムの95%を並列化できたとしても、どれだけプロセッサ数を増やしても図で示したように20倍以上には高速化しない。

この法則を無視しないといけないことになるのですがどんな原理なのですか
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

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    スパコンではほぼ完全に並列化可能な問題しか扱わないということでは
    – pgrho
    15年5月31日 11:12
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    並列計算に関してはアムダールの法則の他にグスタフソンの法則というものがあります。スパコンを"速い"並列計算機というとき、対象とする計算問題やデータ量、その使い方によっては後者に基づく解釈もあります。
    – yohjp
    15年5月31日 14:39
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    アムダールの法則はある同一サイズの問題を解いたときの、プロセッサ数と計算時間の関係を表しているので、プロセッサ数をいくら増やしてもある時点で頭打ちになるということです。現実には問題の方がずっと大きいので、この法則の飽和状態までたどり着いていないのでは? たとえば有限要素法で天気予報を百万要素でシミュレーションをするとします。ある要素が直接影響を与えられるのは周囲の数要素だけなので、1回の計算では残りの百万要素は関係ないことになります。関係のない計算は独立してできるので、並列化が可能ですね。つまり扱う問題が大きいほど並列化が可能なことが多いです。疎行列、並列化などでググってみるとよいと思います。 15年5月31日 18:23
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プログラムの実行時間を、並列化可能な部分の実行時間+逐次処理部分の実行時間と考えた時に、第一項は並列化により短縮することができ、理論的には並列数を無限大とすることで0に近似できます。

並列化なしの時の処理時間を 100 とし、逐次処理部分がそのうち 5% だとすると、

並列化なし 95 + 5 = 100
5並列 95/10 + 5 = 19 + 5 = 24 (4.2倍高速化)
20並列 95/10 + 5 = 9.5 + 5 = 14.5 (6.9倍高速化)
1000並列 95/1000 + 5 = 0.1 + 5 = 5.1 (19.6倍高速化)
100000並列 95/100000 + 5 ≒ 5 (20倍高速化)

となり、逐次実行部が5%あると20倍までしか高速化できない、というのはこういうことです。

逐次実行部が1%分であれば理想的には100倍高速化できますし、0.1%であれば1000倍高速化できます。

逐次実行部の割合を下げるには、逐次実行部を少なくするのではなく、並列実行部を大きくしてもよいのです。

たとえば

1 + 1/x + 1/x^2 + ... 1/x^n

の値を様々なxとnで求める問題があるとします。

従来 x と n を それぞれ 1, 2, 3, ... 1000 で求めていたところ、x = 1, 1.01, 1.02, ... 1000 n = 1, 2, 3, ... 100000 とすれば並列実行部を約 10000 倍にすることができ、これは逐次実行部を1/10000にするのと同じことです。

実際の数値計算やシミュレーションでもイメージとしては「より計算の繰り返しを増やす」とか「より多くの数値で計算してみる」とかで精度があがるので、並列数を増やす方向の高速化でもニーズがあると言うことになります。

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