繰り返し文の中でredo
が使えることを初めて知り、動作についてはわかりました。
具体的な処理としては毎ループ特定の変数の値を変更させて使うようですが、
効率が悪かったり、読みづらい処理しか自分には思いつきませんでした。
具体的にどのような場合にredo
を使えば処理がきれいに書けるのか何か例を一つ教えていただけないでしょうか?
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登録してこのコミュニティに参加する例えばrailsを使っていると、楽観ロックと呼ばれる仕組みがあり、一度読んだレコードを更新しようとしたときに、そのレコードの読み込みから書き込みまでの間に別のトランザクションが同じレコードを変更済みだと例外が発生します。
この仕組みは明示的にロックを使用するのに比べると(いくつかの要因から起こる)デッドロックのリスクを気にせずに済むため便利ですが、更新失敗のたびに「更新に失敗しました。再度更新してください」とは出しにくいアプリケーションもあり、可能ならリトライを自動で行わせたい、という要求もありえます(実際にあります)。
そういうときに、redo の仕掛けは一定度、使えます。以下は簡易コードで、本当なら例外の型を確認してrescueすべきな他、リトライの待機時間もsleepで調整などするべきです。
i = 0
begin
i += 1
u = User.find(id)
u.name = 'hoge'
u.save! # ここで例外が発生することがある
rescue
redo if i <= 3 #3回まで試行させる
end