こちらの記事を読み進めているとこちらのようなことが書かれていました
この通り「あたかもキーボードから打ち込まれたかのようにデータを読み込み、あたかも画面へ文字を送るかのようにデータを書き込むことができる仕組みになっている」なら、端末エミュレータには標準入出力操作をするためのAPIが存在するはずだと考えました
そのようなAPIは存在しますか?存在するとしたらそのAPIを使って、ある仮想コンソールから別のある仮想コンソールへの入力や出力はどのように行えるのでしょうか?
その後は、紙ではなくて文字表示機能を持ったディスプレイに表示するテキスト端末に置き換わり、そしてグラフィカルな表示が当たり前の今でも端末エミュレータというソフトとして生き残っています。上述のTTYという言葉はLinuxに残っていて、CUIログイン時の仮想コンソールを表す特殊ファイル名が/dev/tty1,/dev/tty2,…となっています。
これはかつてのTTYのように、あたかもキーボードから打ち込まれたかのようにデータを読み込み、あたかも画面へ文字を送るかのようにデータを書き込むことができます。CUIログインすると、ログインシェルはこのファイルを標準入力・標準出力・標準エラーに結び付けた状態になります。