例えばLinuxにおいて、カレントディレクトリに下記のような3つのファイルがあった場合、
# ls -l
合計 0
-rw-r--r-- 1 root root 0 8月 31 21:34 2022 AAA
-rw-r--r-- 1 root root 0 8月 31 21:34 2022 BBB
-rw-r--r-- 1 root root 0 8月 31 21:34 2022 CCC
echo * のコマンドを実行するとこのような表示結果になると思います。
# echo *
AAA BBB CCC
echoコマンドは渡された情報に*がある場合、カレントディレクトリのファイル名と解釈して処理するようなある種の「仕様」になっているかと思いますが、何故このような挙動になることになったのでしょうか?
自分が知りたいのは仕様決めの経緯や理由みたいなもので、もしかするとドキュメントにも残っていない内容かもしれませんが、*(アスタリスク)を「ワイルドカード」ないし「0文字以上の文字列」のメタキャラクタとして考えるなら、echo * をただの echo と解釈して下記のような表示結果になっても直感には反しないような気がしています。
# echo *
ドキュメントとして残っていればそれが一番良いですが、なければ推測でも構いませんので、きっとこういう理由でそのような仕様になったのだろう、というのがある方がいらっしゃいましたらご教授いただけましたら幸いです。