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spresense main boardを長期作動していたところ、時刻が1か月で90秒程度ずれることが分かりました。
水晶の部分の回路を確認したところ以下のようでした。

水晶回路

試用されているCXD5247GFのマニュアルを見ると
以下のように書かれているのですが

CXD5247GF_manual

CLは、(1pF*1pF)/(1pF+1pF)+ICの持つ容量(マニュアルに記載の9.5pF?)=10pFが理想かと思うのですが、
SC-20Sは仕様を見るとCLは6.0pF、7.0pF、9.0pF、12.5pFが選べるようで
どれなのか不明ですが、理想に近い9.0pFなどになっているのでしょうか。

C57,C58,X3を変更することで、長期作動時の時刻精度が上がる可能性はあるでしょうか。

用途としてはGPSが受信できる場所で時刻校正し、以降は比較的温度が一定なGPS受信不可となる場所で測定するものを想定しています。
時計はどうやってもずれるとは思いますが、ハードウェアの微調整で改善する余地があるのか考えていました。
みなさまのコメントを見て、温度補償付きの高精度クロックを追加する方法が無難かと考えました。

3 件の回答 3

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細かい説明する元気がないので リアルタイムクロック.com とかを参照してほしいのですが

32.768kHz 水晶振動子の周波数が 20ppm ずれると月差が約 60 秒生じ
32.768kHz 水晶振動子は X カット (音叉カット) であって 25 ℃を基準に設計してあり、つまり温度が動くと(この夏みたいに 40 ℃とか行っちゃうと +15 ℃の差が出る)それだけで 20ppm の誤差は簡単に生じる

ので、負荷容量の微調整程度でこの辺のずれをなくすことは原理的に不可能です。( spresense の役割上こんなところにコストかける余力はない)用途と目的次第でとるべき手段は変わりますが

  • 別回路から精度の良い時間を取得するとか(既に別回答にある通り)
  • 温度補償タイプの水晶振動子に交換して負荷容量の最適値を実測するとか
  • 恒温槽に入れて運用するとか
  • あきらめるとか

になりそうです。

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どんなに高精度を目指しても、時間は必ず狂います。
また、同じハードウェアでも複数あればそれぞれ狂い方が変わってきます。
従って、時計校正の機能を組み込むことを検討する方がいいと思います。
校正の方法はいろいろあります。
例えばNTPで時間を取得するとか、GPSを搭載してGPSから時刻を取得するなどです。

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そこんところの容量を調整することで、時刻精度を調整することができます

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