printf
関数と String.format
メソッドの出力の際の違いについて質問です。
以下のような小数点の数字を四捨五入して出力するプログラムを作っていますが、コードを書く際に使用した printf()
と String.format()
の違いがはっきりとわからず、教えていただけたら幸いです。
コード:
public class Main{
public static void main (String[] args){
System.out.println(String.format("%.1f", 56.734));
System.out.printf("%.1f", 56.734);
}
}
実行結果:
String.format()→56.7
printf()→56.7
まず、現状の認識は以下の通りです。
- 上記2つの関数とメソッドは、両方とも書式を指定してコンソールに結果を出力する
String.format()
はprintln
関数なので出力する際に改行されて出力するprintf()
はprintln
ではないため出力される際に改行されずに出力する
そして、処理時間の計測の違いかと思い、for
文を使って1000回繰り返し出力させ実行時間の違いを計測しました。
すると String.format()
の処理時間は500189883ナノ秒、printf
関数の計測時間は274841755ナノ秒という結果でした。私が以前にした質問には、JVMやCPUも含めてベンチマークをしなければならないということでしたので、もしかしたら多少の間違ったやり方をしているかもしれませんがご了承ください。
処理時間を測ったコード:
public class Main{
public static void main (String[] args){
long start1 = System.nanoTime();
for(int i1 = 0; i1<1000; i1++){
System.out.println(String.format("%.1f", 56.734));
}
long end1 = System.nanoTime();
long start2 = System.nanoTime();
for(int i2 = 0; i2<1000; i2++){
System.out.printf("%.1f", 56.734);
}
long end2 = System.nanoTime();
System.out.println("String.formatメソッドの計測時間は" + (end1 - start1) + "ナノ秒");
System.out.println("printfメソッドの計測時間は" + (end2 - start2) + "ナノ秒");
}
}
ですので、私が現在知っている以上の知識以外での String.format()
と printf()
の違いがあれば教えていただきたいです。やはり改行せずに書式を使用するか改行して書式を使用するかの差が一番大きいでしょうか?