オイラ typescript は全く知らないので C/C++ と typescript を比較することはできませんが c / c++ 言語仕様書は手元にあるので引用はいいんよう
c 言語仕様書 JIS X3010:2003 6.7.2.1 構造体指定子及び共用体指定子
どんなときでも、高々一つのメンバの値だけが共用体オブジェクトに格納できる。
c++ 言語仕様書 JIS X3014:2003 9.5 共用体
共用体では、どの時点をとっても、高々一つのデータメンバしか活性化できない。すなわち、ある時点で共用体に格納できるのは、高々一つのメンバの値とする。
この文言の意味は、例えば下記サンプルは共用体のあるメンバに値を格納して別のメンバから異なる形式で取り出すことが可能でなければならないのですが
union mytest_type {
int member32;
char member8[4];
}; // があるとき
union mytest_type u; // に対して
u.member32=0x1234abcd; // のように格納して
u.member8[0]==0x12 && u.member8[1]==0x34 // 以下略になることが期待されていたり
u.member8[0]==0xcd && u.member8[1]==0xab // 以下略になることが期待されていたり
// これをもって Little-Endian Big-Endian の判断とする
言語仕様書はそんなことが可能であるとは一言も主張していないということです。まあ現実的には C/C++ ではそういうことが可能な処理系ばかりなのですが。
提示された typescript の挙動を見るに typescript の共用体は最後に格納された値の種類を覚えていて、今何が格納されているかチェックできるようですね。でも c は超絶古い言語で、その当時のコンピュータにそんな複雑なことはできない(っつかさせるとメモリを食って速度も落ちることが見え見えな)ので最後に何を格納したかを言語処理系・ランタイムライブラリは一切管理しません。管理するのはプログラマの仕事です。その意味ですでに回答がある通り全く別物と考えてよさそうです。