問題そのものは解決していますが、手探りでPythhon/Sphinx/Jinja2を使っていることもあり、この問題の解決はかなり迷走していました。そのため、これに関連する知識を補強することを考えています。よろしくお願いします。
■質問
Jinja2で自作オブジェクトを「文字列」と認識させる方法は、以下の二つ
- オブジェクトを渡すのは諦めて文字列を渡す。
- unicodeクラスを継承したクラスを作る。
Q1: 後者についての説明、或いはこれを類推させる説明はドキュメントにありますか?
「あるとしたら、✕✕辺り」という対象範囲の推測でも喜びます。
■該当のテンプレート
sphinxの「genindex.html」を改良したのですのですが、そのテンプレートの追加部分です。
5 {% macro kana_entry(kname) %}
6 {%- if kname is string -%}
7 {{ kname|e }}
8 {%- else %}
9 {%- for isruby, val in kname -%}
10 {%- if isruby -%}
11 <ruby><rb>{{ val[0]|e }}</rb><rp>(</rp>
12 <rt>{{ val[1]|e }}</rt><rp>)<rp>
13 </ruby>
14 {%- else %}
15 {{ val|e }}
16 {%- endif %}
17 {%- endfor %}
18 {%- endif %}
19 {% endmacro %}
上記の「if kname is string」ですが、自作クラスを「string」として判定させる場合は「unicode」クラスを継承されると上手く動きます。たまたま見つけた解決策なのですが、この「たまたま見つける」のケースを少なくしたいと考えています。
■ここまでの経緯
1.unittestでテストケースを作りながら開発。
2.テストには__eq__を使い、Jinja2へは__str__でデータを渡すことで、テスト時はデータ構造のチェックのみとする方法を採用。
3.unittestにはパスするが、make htmlでエラーになる現象に悩まされる。→回避策を採用
4.同じ自作クラスなのに想定通りに使えるクラスもある。これの気づいて条件の切り分け
3はあっさり書いていますが、問題のクラスは__iter__, __next__も実装していたこともあり、なかなか「unicodeクラスの継承」に気付けませんでした。
以上