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鍵ファイルの名前をみて挙動が変わるケースがあるんでしょうか

失敗する例:

ssh xxx -i ~/.ssh/id_rsa
Authentication failed.

成功する例:

cp ~/.ssh/id_rsa ~/.ssh/id_rsa_test
ssh xxx -i ~/.ssh/id_rsa_test

ターゲットサーバーは1台固定で繋がるサーバーが変わるということもないし短時間で鍵が入れ替わることもないです
Authentication failed. がでているということは 22 ポートで通信自体はできてると思うのでネットワーク的な問題でもなさそうですし、known_hosts を消したりして何度やっても再現します

名前を変えれば動いてるので特に困っているとかではないんですが
あまりに気持ち悪いので原因がわかるなら今後のために知りたいです

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  • 1
    念のため確認ですが、cp後のファイルはパーミッションが変化しているということは無いですか?
    – hidezzz
    2021年5月20日 22:58
  • 2
    -V はバージョンを表示するオプションです。デバッグログを表示するのは -v です。 2021年6月2日 7:33
  • もしかしたらssh に「-v」オプション(詳細に出すなら「-vv」「-vvv」)を付けるとなにか情報が得られるかもしれません。 (いわもと こういちさんご指摘ありがとうございます。訂正したものをコメントしました。)
    – hidezzz
    2021年6月2日 13:03

1 件の回答 1

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秘密鍵ファイルと公開鍵ファイルの対応が取れていない可能性が考えられます。

ssh接続時に秘密鍵ファイルとして~/.ssh/id_rsaを使う場合、公開鍵ファイル~/.ssh/id_rsa.pubも使われます。
秘密鍵ファイルのみコピーした結果、正しくない公開鍵ファイル~/.ssh/id_rsa_test.pubが無い状態になった為、認証が行えているのでしょう。
以下のコマンドで~/.ssh/id_rsa.pubを生成し直してみてください。

ssh-keygen -y -f ~/.ssh/id_rsa > ~/.ssh/id_rsa.pub

何が起きているか

OpenSSHのsshの公開鍵認証は、以下の手順で行われます。(C:クライアント, S:サーバ)

  1. C: この公開鍵は使える?
  2. S: 使えるよ
  3. C: この公開鍵で認証するね。認証用のデータはこれ
  4. S: 認証成功したよ

1.で提示する公開鍵は公開鍵ファイル(~/.ssh/id_rsa.pub)を読んで送るので、これが秘密鍵ファイル(~/.ssh/id_rsa)に対応した正しい公開鍵で無い場合は

  1. C: この公開鍵(~/.ssh/id_rsa.pub)は使える?
  2. S: 使えないよ

となり認証が行えなくなります。
公開鍵ファイルが無い場合は、1, 2 を飛ばして

  1. C: この公開鍵で認証するよ。認証用のデータはこれ
  2. S: 認証成功したよ

となり認証が行えます。この時の公開鍵は秘密鍵ファイルから取り出した物が使われます。

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  • >ssh接続時に秘密鍵ファイルとして~/.ssh/id_rsaを使う場合、公開鍵ファイル~/.ssh/id_rsa.pubも使われます  そうだったんですね。公開鍵は入りたい先のサーバーにおいて使うものだと思っていました。試せる環境を消してしまったので再現できないんですがたしかに秘密鍵だけを上書きして接続しようとしたのでおっしゃるとおりの状況だと思います
    – user35303
    2021年6月3日 3:54

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