masakihさんの回答を言い直しているだけかも知れませんが、
guard
文は、幾つかのスクリプト言語にあるunless
(if notに近い条件分岐文です)とは大きく違います。
まず、意味の無いguard
文というのが疑問で、なんでも意味の無い文の使い方はよくないです。ある条件とそれ以外の2つしかないswitch
文だって、if
文で充分だよね?ってなりますよね。
そして、guard
文には関数やクロージャーの先頭で、その関数やクロージャーを実行する条件を満たしているか判断する。満たしていない場合は即座にそれ以降の処理を諦めるという役目があり、そのためguard
文のelse
節にはreturn
かthrow
が必須なのです。
また、guard
文の判定部は成立する条件を書くため、これこれの条件が満たされていない場合(else
)と、guard
文以降を実行する条件をわかりやすく書けるメリットがあります。(not
条件で考える必要が無い)
更にguard
文でoptional binding
を行った場合、let
で代入したローカル変数はguard
文があるブロック全体で有効であるというメリットもあります。
これは、if
文でoptional binding
を行った場合if
に続く{}
ブロックの中でのみlet
で代入したローカル変数が有効でないため、気がつくとネストが深くなることを防いでくれます。
以上により、guard
文は関数、クロージャーの入り口で、その関数やクロージャーの実行可否を判定するためには積極的に使うべきといっても間違いでは無いと思います。
一番の問題は今のところSwift
にのみある文法なので、見慣れないから気持ち悪い、使いにくいと言う点があるのではないでしょうか?
積極的に使って見慣れてしまえば、guard
文の使い処にも慣れ、これはif
文で書くべきでは?という疑問にも簡単に答えが出るようになると思います。