CentOS8 の標準リポジトリに用意されている MariaDB ですが、現時点では 10.3 までのようです。
最新版 (10.5) を利用したい場合には、ソースコードからのコンパイル、または別のリポジトリからのインストールが必要になります。
MariaDB に関しては公式が各ディストリビューション向けのパッケージとリポジトリを用意しているようなので、こちらを利用するのが一番簡単そうです。
なお、余談ですが CentOS 8 から yum
の代わりに dnf
コマンドでパッケージを管理するようになっています。 yum もしばらくは使えますが将来的に廃止になるので、早いうちに慣れておくことをおすすめします。
(基本的にはコマンド名を置き換えるだけでほぼ今までと同じように使えます)
手順:
MariaDBのリポジトリを追加
$ sudo tee /etc/yum.repos.d/mariadb.repo<<EOF
[mariadb]
name = MariaDB
baseurl = http://yum.mariadb.org/10.5/centos8-amd64
module_hotfixes=1
gpgkey=https://yum.mariadb.org/RPM-GPG-KEY-MariaDB
gpgcheck=1
EOF
MariaDB-server パッケージをインストール
$ sudo dnf install MariaDB-server
$ sudo systemctl start mariadb
参考:
Download MariaDB Server - MariaDB.org
Install MariaDB 10.5 on CentOS 8 | CentOS 7 | ComputingForGeeks