前置き
参考にされたページはどちらも2~3年前程度の古い記事である点は注意が必要です。
現時点での最新版は8.0.20
で、確かにZIPファイルには my-default.ini
が含まれていませんでした。
しかし、参照された記事で言及しているのは 5.7
で古いバージョンです。
(MySQLの場合、バージョン番号の増え方が特殊で v5.6 -> v5.7 -> v8.0 の順になります)
また、実行したコマンド mysqld --install
はあくまで サービスの登録 であり、一般的なアプリケーションのインストールとは少し意味合いが違います。
Windows のサービスとして MySQL を起動する
サービスのインストール
サーバーをこのコマンドを使用してサービスとしてインストールします。
C:\> "C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 8.0\bin\mysqld" --install
回答
オプションファイルが無ければ 作成 しましょう。オプションファイルが無くても MySQL はデフォルト値で動作しますし、オプションファイルが自動で作成されるのはインストーラを使用した場合のようです。
(my-default.ini
がアーカイブに同梱されていたのは恐らく v5.6
辺りまで)
ZIPファイルからのインストール手順はヘルプで以下のように記載されています。
非インストール Zip アーカイブを使用して Microsoft Windows に MySQL をインストールする
MySQL を Zip アーカイブからインストールする手順は次のとおりです。
- アーカイブを任意のインストールディレクトリに抽出する
- オプションファイルを作成する
- MySQL のサーバータイプを選択する
- MySQL Server を起動する
- デフォルトのユーザーアカウントをセキュアにする
また、オプションファイルの配置場所はヘルプの オプションファイルの使用 を参考にしてください。