・/var/run 直下に作成したディレクトリが削除されないようにするというページを見て疑問に思ったのですが、CentOS7では、pid 専用のディレクトリはどこに配置すべきものですか?
・案1.任意のディレクトリ
・案2./var/run 直下
・案3.その他
・削除されない設定を書いてまで、pid 専用のディレクトリを/var/run 直下に配置した方が良い理由はありますか?? 単なる慣習??
環境
・CentOS7
・/var/run 直下に作成したディレクトリが削除されないようにするというページを見て疑問に思ったのですが、CentOS7では、pid 専用のディレクトリはどこに配置すべきものですか?
・案1.任意のディレクトリ
・案2./var/run 直下
・案3.その他
・削除されない設定を書いてまで、pid 専用のディレクトリを/var/run 直下に配置した方が良い理由はありますか?? 単なる慣習??
環境
・CentOS7
CentOS7では、pid 専用のディレクトリはどこに配置すべきものですか?
Linuxの標準に従うのであれば、/var/run
(または /run
)に配置したほうが良いと思います。
削除されない設定を書いてまで、pid 専用のディレクトリを/var/run 直下に配置した方が良い理由はありますか?? 単なる慣習??
Filesystem Hierarchy StandardというUnix系OSのディレクトリ階層標準で/var/run
は最近のブート以降の走行中(runing)システムに関する情報
を格納すると規定されているためだと思います。(ただし、FHS3.0 では /var/run は /run に置き換えられるそうです。)
「そのPIDを誰が参照するのか」によっても対応が異なると思います。
単に自分が作成したアプリケーションの二重起動を防ぐ程度なら、お行儀の良し悪しは置いておいて、自分で決めた任意のディレクトリ(例えば/opt/AppName/var/run/
配下)でもいいでしょう。
他のサービスと依存関係があるような場合には、一般的に配布されているアプリケーションは/var/run
配下にPIDが作成されていることを想定しているはずなので、なるべく標準に従うべきです。
tmpfiles.d
の仕組みが必要になるのは/var/run
の下にサブディレクトリを作成した場合です。
まずは/var/run/DAEMON.pid
のようにディレクトリ直下にPIDファイルを作成することを検討してください。