2

windowsのdllファイルとかだと右クリックプロパティからバージョン番号を見れるものがありますが
あんな感じの情報をjavaのclassファイルに埋め込みたいです。
windowsとeclipseで開発してますがそのようなことは可能でしょうか。
可能ならやり方を教えてください。
よろしくお願いします。

4 件の回答 4

2

.dllファイルに相当するのは.classでなく.jarファイルになるかと思います。

JARファイルの仕様ではMETA-INF/MANIFEST.MFファイルに、実装バージョンを記述するImplementation-Versionセクションがあります。
これがDLLのバージョン情報に近いものかと考えます。

JARファイルへのマニフェストファイル追加はjarコマンドmオプションで行えます。

あるいは、 maven-jar-plugin を利用するのであれば、addDefaultImplementationEntriestrueに設定することでプロジェクトのバージョンを自動でSpecification-Vendorに設定することも出来ます。


ただし、Javaプログラマに「何によってJARファイルのバージョン識別を行うか」という質問をしたとき、回答で最も多いのは(上記のようなMANIFEST.MFのエントリによってではなく) JARファイルのファイル名によって 識別する、だろうと思われます。

Javaではバージョン管理対象となるようなJARファイルの生成にはMavenを使用するのが一般的で、これを利用してJARファイルを生成した場合、デフォルトでファイル名にバージョン番号が付与されます。

例えばこちらではJUnitのバージョンごとのファイルがダウンロードできますが("Download"の"jar"リンク)、バージョン4.12であればjunit-4.12.jar, バージョン3.8.1であればjunit-3.8.1.jarという名前になっているのが確認できるかと思います。

Maven形式のプロジェクトは、Eclipseなど一般的なJava用IDEで取り扱うことができます。

1
  • すいません、ちょっとわけあってjarではなくclassにバージョンを埋め込みたいのです。 サーバーの所定の場所にclassファイルをおいておくとフレームワークと連携して動く仕組みなのですが そのclassファイルの中身を分かるようにしたいという目的なので。 ファイル名にバージョンを埋め込むのもちょっと厳しいです。
    – Jogenara
    Commented 2018年2月26日 1:02
0

javapコマンドでclassファイルを逆アセンブルする方法もあります.
windowsで動作確認していませんが,Linuxでは以下のように
コンパイル前のファイル名,クラス名,コンストラクタ,フィールド名,メソッド名が
が確認できます.

$ javap Hello.class
Compiled from "Hello.java"
class Hello {
  public static final java.lang.String VERSION;
  Hello();
  public void sayHello();
}

-vオプションを付けるとより詳細に表示されます.

$ javap -v Hello.class
...
  public static final java.lang.String VERSION;
    descriptor: Ljava/lang/String;
    flags: ACC_PUBLIC, ACC_STATIC, ACC_FINAL
    ConstantValue: String 1.0.0
...

このように,定義した変数の値も確認できるので
(ここでは VERSION = "1.0.0" とした)
コンパイル前にjavaファイルにバージョン情報を埋め込むことで
javapコマンド経由で確認することもできます.

1
  • クラスを逆アセンブルというのは面白そうです。ちょっと手間ですが、イメージしていたものに割りと近いです。 ありがとうございます。
    – Jogenara
    Commented 2018年2月28日 1:05
0

1案目として考えられるのは、一般的なファイルシステムから標準的に取得できる情報(具体的には「ファイル作成日時」など)でバージョニングを行う方法です。
メリットは取り扱いが簡単なこと、デメリットは他のアプリケーション(圧縮展開ツールやファイル転送ツール)で意図せずとも情報が書き換えられてしまう可能性が有ること、でしょうか。
Javaでは BasicFileAttributeView インタフェース経由などでread/writeできます(実装例)。

2案目として考えられるのは、(ファイルシステムがサポートしているのなら) ユーザー定義属性としてバージョニング情報を格納することです。
こちらはUserDefinedFileAttributeViewインタフェース経由でread/writeします(実装例)。
メリットは本来(すなわちバージョニング)のための情報として保持できること、デメリットは1案目より低いポータビリティでしょうか。

0

アノテーションを使うのはどうでしょう。

Version.java:

import java.lang.annotation.ElementType;
import java.lang.annotation.Retention;
import java.lang.annotation.RetentionPolicy;
import java.lang.annotation.Target;

@Target(ElementType.TYPE)
@Retention(RetentionPolicy.RUNTIME)
public @interface Version {
    String value();
}

Main.java:

@Version("1.0")
public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        Class c = Main.class;
        Version v = (Version) c.getAnnotation(Version.class);
        System.out.println(v.value());
    }
}

この質問に回答するには、ログインする必要があります。

求めていた回答ではありませんか? のタグが付いた他の質問を参照する。