migration fileが、db/migrate 以下にあるのはご存知だと思います。
migration fileには、ファイル名の頭に14桁の数字が付いていると思います。これはmigration file作成時の日時で、versionです。
railsではmigrationの管理にこのversionを使っていて、どのversionまでmigration fileが適応されたか保持してます。
現在のversionは、
$ rails db:version
で確認できます。
で、このcurrent versionよりも新しいversionのmigration fileがある状態で、
$ rails db:migrate
とすると、新しいversionのmigration fileの内容が適応されます。
しょうねんさんがいじられたmigration fileが以下のものだったとして、
db/migrate/20171114000000_create_users.rb
この時の、current versionが 20171114000000 だと、rails db:migrate
を何度実行しても20171114000000_create_users.rb
に加えた変更は適応されません。
つまり、20171114000000_create_users.rb
の変更を適応させるには、current versionが20171114000000 より古い状態でrails db:migrate
してあげなければいけないのです。
versionを古くするには、
rails db:rollback
を実行します。
そうすると、versionが 20171114000000 より1つ古いversionになるハズです。
この状態で、20171114000000_create_users.rb
を編集し、再度rails db:migrate
すれば、20171114000000_create_users.rb
に加えた変更はDBに適応されます。
されるハズなんですが。。。
恐らくしょうねんさんの環境でrails db:rollback
しようとするとerrorが出るんでは無いかと思います。
これは、railsがrails db:rollback
するときにもtableとmigration fileの情報をcheckしているためです。
例えば、今回のようにemail:string
というcolumnを消してrollbackしようとします。
railsは、tableをmigration fileに従って削除しようとするんですが、migration fileに情報の無いemail columnが残ってしまいます。辻褄が合わずrailsがerrorを吐くと思います。
なので、
・作ったときの状態にmigration fileを戻してやる
・db:rollbackする。
・migration fileをいじってやる。
・db:migrateする。
が正しい手順です。
そうは言っても、色々いじってしまっていると、元の状態がどんなんか分からなくなってしまって、正しい状態に戻すの大変ですよね。
その場合は、以下を実行してみてください。
rails db:migrate:reset
コレを実行すると、DBをまっさらな状態にして、migration fileを古いものから順番に全部適応してくれます。当然DBの中身は全部消えるので注意してください。
また、rails db:migrate:reset
を実行しようとしても出来ない場合があります。
その場合は、error内容にbin/rails db:environment:set RAILS_ENV=development
を実行しろとか出てると思うので、適宜実行してやってください。