OOPerさんのコメントにあるようにHTTP/1.1においてTransfer-Encoding: chunked
への対応は必須ですので、未対応ということは不正なクライアントであるとしか言いようがありません。
補足をしておくと、HTTP/1.0ではコンテンツ長が不明な場合、コネクション切断をもってコンテンツの終端を表していましたが、これでは異常終了と区別できません。HTTP/1.1でchunked
が導入され必須となっているのもコンテンツ長が不明なコンテンツを正確に扱うためです。
get関数の引数として、要求ヘッダに1行だけ任意のヘッダを追加できる機能があるので、これを利用して、サーバーに、チャンク化しないように要求できないか
TEヘッダーを用いることでクライアント側が解釈可能なTransfer-Encoding
を事前通知することができます。この機能が正攻法ではありますが、既に説明しているようにchunked
は必須なためこれを拒否するようなリクエストは認められていません。
期待通りの動作をするか確実ではありませんが、WebサーバーApacheのデフォルト設定にはおかしな挙動をするクライアントに対してプロトコルの動作を変更するというものがあります。設定内容としては
BrowserMatch "MSIE 4\.0b2;" nokeepalive downgrade-1.0 force-response-1.0
BrowserMatch "RealPlayer 4\.0" force-response-1.0
BrowserMatch "Java/1\.0" force-response-1.0
BrowserMatch "JDK/1\.0" force-response-1.0
等があります。これを逆手にとって、User-Agent: MSIE 4.0b2;
等を送信することで、Webサーバーに対してHTTP/1.0で応答するように求めることができるかもしれません。HTTP/1.0であればchunked
は存在しませんのでTransfer-Encoding: chunked
が返されることはないはずです。
(WebサーバーがApacheとは限りませんが、おかしな挙動をするクライアント対策が施されていることを期待してということです。)