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組み込みLinuxを構築しているのですがハードが未着なので
とりあえずqemu-system-arm -M vexpress-a9で動かそうとしています。

ブートローダu-bootから起動させるのが条件なため、kernelはuImageになります。

make ARCH=arm uImage で uImageを作成できましたが
installをどうすればいいかわかりません。

make ARCH=arm help

uinstall - Install U-Boot wrapped compressed kernel
    Install using (your) ~/bin/installkernel or
    (distribution) /sbin/installkernel or
    install to $(INSTALL_PATH) and run lilo

なので

make ARCH=arm INSTALL_PATH=../../target/rootfs/boot uinstall
とすると、uImageではなくvmlinuzが../../target/rootfs/bootにinstallされます。

uImageをinstallするにはどうしたらいいでしょうか?

追記

よくある組み込みlinuxの場合、NANDフラッシュにu-boot用,カーネル用, rootfs用
パーティションを作ってカーネルイメージをカーネルパーティションに置き、そこからロードする
という方法が取られていますが

今回はext4フォーマットのSDカードにrootfsを置き、rootfs中の
/boot/uImageをu-bootがロードするという形にします。
そのための../../rootfsです。

カーネルモジュールは使用しないので、単にcp arch/arm/boot/uImage ../../target/rootfs/bootでも構わないといえば構わないのですが
helpに出て来ているuinstallが動作しないのが疑問です。
バグでしょうか?

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  • qemu の実行時に -kernel オプションで、ビルドしたカーネルを指定してみてはどうですか? Commented 2017年1月16日 5:40
  • 提案していただいたのに申し訳ありませんが qemu からubootを起動してが条件なので -kernel はu-boot になります
    – jsuzu
    Commented 2017年1月16日 7:49
  • 実機での requirement じゃないんですね。では、u-boot がアクセスできる場所に uImage を置く必要があります。たとえば -p-mtdblock を使って flash memory に見せるなど Commented 2017年1月16日 8:15

1 件の回答 1

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ファイル名が vmlinuz もしくは vmlinux になっているだけで、中身は uImage ということはないでしょうか?

というのも、 arch/arm/boot/Makefile でuinstallターゲットが定義されており、 arch/arm/boot/install.sh を呼び出しているのですが、このスクリプトは元のファイル名が zImage でなければ vmlinux というファイル名に変更してコピーするようです。

$ cd linux-4.9.4/
$ make ARCH=arm bcm2835_defconfig

$ make ARCH=arm     ## kernel.releaseを作成したいだけ
$ echo "here" > arch/arm/boot/uImage
$ touch System.map

$ make ARCH=arm INSTALL_PATH=/tmp uinstall
/bin/sh ./arch/arm/boot/install.sh "4.9.4" \
arch/arm/boot/uImage System.map "/tmp"
Installing normal kernel
You have to install it yourself

$ ls /tmp
System.map-4.9.4  vmlinux-4.9.4
$ cat /tmp/vmlinux-4.9.4
here

また /sbin/installkernel 等が存在すればそれが使われますが、例えばCentOSのそれはppc系以外であれば全てvmlinuzにしてしまうようでした。(ただし make uinstall の INSTALL_PATH が引き継がれなかったので、上記のテストでは無効化しました)

uinstallターゲットが追加されたコミットでは、TFTPサーバーにコピーするスクリプトとかを ~/bin/installkernel に置けて便利、といったことが書かれているので、単にINSTALL_PATHに uImage をコピーするためだけに使うという用途は想定されていなかったのかもしれません。

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  • file ../../target/rootfs/boot/vmlinuzとすると u-boot legacy uImageとでました。ファイル名だけの問題だったようです。なんか気持ち悪いですが了解しました
    – jsuzu
    Commented 2017年1月18日 2:00
  • @jsuzu 私はARMにもu-bootにも詳しくないのでとりあえずここまでにしておきますが、バグとして報告なりパッチ送るなりしてもいいかもしれません。
    – unarist
    Commented 2017年1月18日 2:56

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