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gitから複数のリモートリポジトリにプッシュしたいと考えて調べたところ、git configファイルに以下のようにURLを2つ設定してプッシュしてみましたが、

1つ目のものはプッシュされるのですが
2つ目に書いたものは反映されず、ログ(プッシュコマンド後に表示されるログ)にもでてきません。

[remote "origin"]
        url = [email protected]:xxxx/xxxx.git
        url = [email protected]/yyyy/yyyy.git
        fetch = +refs/heads/*:refs/remotes/origin/*

urlを入れ替えてテストしたところ、両方に反映されたのでsshでの接続などはうまくいっていそうな気がしますが、他に確認するポイントなどありましたらご教授いただけましたら嬉しいです。


捕捉情報

sakuraのほうはさくらのレンタルサーバにて以下のサイトを参考に構成を組んでいます。
https://tapioca-hiroyuki.net/?blog=git0320

ベアリポジトリを設置してそこでpushを受け
hookを設定してノンベア(本番公開用ディレクトリ)でpullする
という流れで組んでいます。

現状git push origin masterを実行すると以下のようなログが表示されます。

Counting objects: 3, done.
Compressing objects: 100% (3/3), done.
Writing objects: 100% (3/3), 332 bytes | 0 bytes/s, done.
Total 3 (delta 2), reused 0 (delta 0)
remote: Resolving deltas: 100% (2/2), completed with 2 local objects.
To [email protected]:xxxx/xxxx.git
   3452346es2..456h8b2  master -> master
fatal: Unable to create '/var/www/html/xxx/.git/refs/remotes/origin/master.lock': ????????

※最後の????????の部分はgitをバージョンアップする前はpermission deniedと表示されていました

1 件の回答 1

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git remote -v コマンドを実行すると次のような出力になっているでしょうか。originのpushに対して2行出力されるのが想定された設定かと思います。

origin  [email protected]:xxxx/xxxx.git (fetch)
origin  [email protected]:xxxx/xxxx.git (push)
origin  [email protected]/yyyy/yyyy.git (push)

質問文中にあるようにurl属性を追加するのは次のようなコマンドで行え、たしかに動作するようです(v2.11.0)

git remote add origin [email protected]:xxxx/xxxx.git
git remote set-url --add origin [email protected]/yyyy/yyyy.git

が、後述参考リンクやmanを見る限り、複数のpushを行うには次のようにpushurl属性を設定する方がより適切なように感じました。

git remote add origin [email protected]:xxxx/xxxx.git
git remote set-url --add --push origin [email protected]:xxxx/xxxx.git
git remote set-url --add --push origin [email protected]/yyyy/yyyy.git

参考:

The <pushurl> is used for pushes only. It is optional and defaults to <url>.

git-pushのmanより。url属性値はpushurlが存在しない時のデフォルト値(なので複数デフォルト値があるというのは変な感じ…?)。

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  • 検証が遅れまして申し訳ありません。<br> 回答ありがとうございます! git remote -vの結果はおっしゃる通りの表示になっております。 ` origin [email protected]:xxxx/xxxx.git (fetch) origin [email protected]:xxxx/xxxx.git (push) origin [email protected]/yyyy/yyyy.git (push) ` 2017年1月5日 7:01
  • gitのバージョンが古かったのでアップデートしました。 (ローカルのみ2.2.0にしました) pushのコマンドありがとうございました。 そういう意味だったんですね!勉強になりました! ご提示いただいたコマンドを実行し configファイルが以下のように書き換わっていることを確認できました。 ` [remote "origin"] url = [email protected]:xxxx/xxxx.git fetch = +refs/heads/*:refs/remotes/origin/* pushurl = [email protected]:xxxx/xxxx.git pushurl = ssh://[email protected]/yyyy/yyyy.git ` 2017年1月5日 7:04
  • その後add→commit→push origin masterしてみましたがgitのほうへは上がるのですがsakuraのほうへは上がりません。sakuraのほうは補足情報がありましたので追記させていただきます。また以下のエラーも検索してみたのですが原因と解決方法がわからずにおります。こちらも捕捉として一応書かせていただきます。わかりずらい部分などありましたらご指摘お願いいたします。可能な限り調査報告させていただきます。また何かお心当たりがありましたらよろしくお願いいたします。 2017年1月5日 7:14
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    改めて質問文を読み返したところ「urlを入れ替えてテストしたところ…」の部分の理解を私が誤っていました。無駄な確認をさせてしまってすみません。 クライアントサイドは問題無さそう、ということですね。 補足として記載されているエラーですが、permission deniedということであれば、文字通り書き込み権限が存在しないのではないかと考えます。原因は、pushしようとしているユーザ(sakuraでしょうか)とは異なるユーザでgit initを行い、権限設定がデフォルトのまま、といったことが考えられます。 権限については、参照されているリンク先に書かれている参考リンクベアリポジトリとノンベアリポジトリ:実践編〜GitでWordPressのテーマを管理の「権限の問題」節に言及があります。 いずれにせよ、さくらサーバ側の設定の問題かと思われますので、一旦(通常通り)1リポジトリへのpushを試み、正常に行えたことを確認した後、2リポジトリへの同時push設定を行う方が問題を切り分けやすいかと考えます。 2017年1月5日 9:31
  • 度々のコメントありがとうございます!その後リモートリポジトリをすべて再構築し、ご教授いただきました--pushオプションにて設定、さらにサーバのベアリポジトリのhookのパーミッションを設定したところ希望通り2つのリポジトリにpushすることができました。確認せずに再構築してしまったので原因が特定できませんでしたが、おそらく--pushオプションを使っていなかったこと、hookファイルのパーミッションが原因の可能性が高いと踏んでいます。長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。良い勉強をさせていただきました。 2017年1月5日 12:20

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