追記していただいたコードを元に2通りの方法でコードを書いてみました。構造体の定義を見ても、longdata
と言う名称のメンバーを持つ別の構造体は見当たらないので、そこらへんは省略しました。
以下の記述を見る前に、元の構造体が、
struct INFO_STR {
var info: (Int16, Int16, Int16, Int16, Int16, Int16, Int16, Int16, Int16, Int16)
var infoint: Int32
}
struct TEST_STR {
var test: INFO_STR
var testint: Int32
}
…のようにSwiftにimportされているのを確認しておいてください。
(NSData以外のデータ構造を使って内容を書き換え、それを元に別のNSDataを作成する)
こちらの方があなたの元のコードに近い書き方になります。
let count = 10 //infoの配列数
let baseData = XXXXX() //使いもしないインスタンス(`NSData()`)を作るのは避けるべき
var editingData = UnsafePointer<TEST_STR>(baseData.bytes).memory //`editingData`は`baseData`の中身のコピーになる
withUnsafeMutablePointer(&editingData.test.info) {wholeInfoPtr in //tupleを配列っぽくアクセスするときのより安全な方法
let infoPtr = UnsafeMutablePointer<Int16>(wholeInfoPtr) //<-Int32になってました(失礼しました)
for index in 0..<count {
print("old\(infoPtr[index])") //提示された構造体には`longdata`なるメンバーはないので書き換え
infoPtr[index] = infoPtr[index].bigEndian
print("new\(infoPtr[index])")
}
}
//ここまで実行が終わると`editingData`の内容が書き換わっている(`NSData`の内容ではない)
//上の`editingData`の内容を含む`NSData`を新たに作る
let editedData = NSData(bytes: &editingData, length: sizeof(TEST_STR))
//新しく作った方のデータの内容を再表示
var showingData = UnsafePointer<TEST_STR> (editedData.bytes).memory //実際にはローカル変数`showingData`にコピーされた内容を表示する
withUnsafePointer(&showingData.test.info) {wholeInfoPtr in
let infoPtr = UnsafePointer<Int16>(wholeInfoPtr)
for index in 0..<count {
print("check \(infoPtr[index])") //※再度読みだし
}
}
(NSDataの内容をコピーしたNSMutableDataを作成し、その内容を書き換える)
let count = 10 //infoの配列数
let baseData = XXXXX()
let mutableData = NSMutableData(data: baseData) //`baseData`の書き換え可能なコピーを作成する
let mutablePtr = UnsafeMutablePointer<Int8>(mutableData.mutableBytes) //書き換え可能領域の先頭アドレスを取得
//`Int8`を使っているのはバイト単位でのアドレス計算用
let offsetToInfo = 0 //`TEST_STR`内での`info`の位置を手計算で算出しておく
let infoPtr = UnsafeMutablePointer<Int16>(mutablePtr + offsetToInfo) //最初の`info`のアドレスを取得
//`Int16`は構造体`INFO_STR`中の`info`のデータ型
for index in 0..<count {
print("old\(infoPtr[index])") //提示された構造体には`longdata`なるメンバーはないので書き換え
infoPtr[index] = infoPtr[index].bigEndian
print("new\(infoPtr[index])")
}
//ここまで実行が終わると`mutableData`の内容が書き換わっている
//新しく作った方のデータの内容を再表示
var showingData = UnsafePointer<TEST_STR> (mutableData.bytes).memory
withUnsafePointer(&showingData.test.info) {wholeInfoPtr in
let infoPtr = UnsafePointer<Int16>(wholeInfoPtr)
for index in 0..<count {
print("check \(infoPtr[index])") //※再度読みだし
}
}
NSMutableData
はNSData
のサブクラスなので、mutableData
を「書き換え済みのbaseData
として使用することができるようになります。
(編集メモ)
編集前のコードも「経験上このやり方で動く」というコードだったのですが、Swiftの意味論的に
「より確実に動く」コードに修正させていただきました。
(編集メモ2)
いただいた例ではinfo
はInt16
のtupleなのに、Int32
としてしまっていたところが残っていました。修正しましたので、古いコードをコピーされていた場合はお気をつけください。
それも含めて何かご意見等ありましたら、コメントにてお願いします。
NSData
は書き換え不能型ですので、「NSData
以外のデータ構造を使って内容を書き換え、それを元に別のNSData
を作成する」か、または「NSData
の内容をコピーしたNSMutableData
を作成し、その内容を書き換える」かのどちらかの形にしないといけないでしょう。あなたが質問中のコードに示された情報から例を作ってみようと思ったのですが、ptr.test.info.0
と言ったかなり面倒なことをしているのに「構造体(C言語の型にキャスト)」「infoの配列数」と肝心なところで中身がわからないので、コードの書きようがありません。それらの内容をもう少しはっきりさせることはできませんか?またC言語のstructを使った時によくある「可変長配列」的なことをやっているのであれば、話はさらに複雑になります。上記の「どちらか」だけを読んでご自分で解決できないのであれば、もう少し具体的な情報がないと、回答を書くのは非常に困難ですね。