バイナリモードとテキストモードはどのように使い分けますか
どのような違いがありますか
http://www7b.biglobe.ne.jp/~robe/cpphtml/ この説明で納得できませんでした。
バイナリモードとテキストモードはどのように使い分けますか
どのような違いがありますか
http://www7b.biglobe.ne.jp/~robe/cpphtml/ この説明で納得できませんでした。
テキストモードをどう定義するかはOS依存です。例えばUNIXの場合テキストモードはバイナリモードと同じとされるため特にモードの切り替えを必要としていません。
Windowsのテキストモードの場合、ファイルに保存する際に改行コードを \r\n
(CR LF)の2バイトを使って表現します。しかしCプログラム上では \n
(NL)の1バイトを使うために読み書きを行う際に変換が必要になります。この変換は
FILE* fp;
fprintf(fp, "\n"); // "\r\n"に変換される
のように行指向の分かりやすいものだけでなく、fread
やfwrite
といったバイナリを扱う関数においても機械的に変換されます。
バイナリモードとは読み書きしたいファイルに書いてある内容を1バイトたりとも変更せずに取り扱いたい場合に使い、
テキストモードとはソースコードを異プラットフォームで共通に使いたい場合に使います。
プラットフォーム(実行処理系)にとって適切な「テキストファイル中の改行コード」は異なります。
改行の、\nと\r\nの違いは何ですか?
テキストモードを使うと、この「適切な改行コード」が自動的に選ばれます。
テキストモードでは c ソース中の \n
記述と「適切な改行コード」が常に相互変換されます。
バイナリモードではソースファイル中の \n
を、データファイル中の `\x0A' とします。
つまり値を(勝手に)変換しません。結果的にデータファイルをそのまま読み書きできます。