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libzmqはcmakeで、コマンドからslnファイルを作成し、そこからビルドを行い、libファイルを作成いたしました。

CMakeとVisual Studioは相互に対応機能を持っています。つまり、CMakeはVisual Studio Generatorsを持っていてCMakeLists.txtから.slnを生成できますし、Visual StudioはCMakeLists.txtをそのままプロジェクトファイルとして扱えます。かなりややこしいことになっていますし、各ライブラリの作者がどちらを想定して実装しているかもぱっと見ではわかりづらいです。
実際、ビルドできたライブラリの扱い方が分からなくなっての質問ですし。

このような場合、vcpkgというパッケージマネージャを利用されることをお勧めします。質問されたZeromqでも(CMakeでの方法は提示せず)vcpkgでのビルド方法を紹介しています。

Zeromqの説明と手順は被りますがvcpkg側にもQuick Start: Windowsに手順が記されています。

> git clone https://github.com/microsoft/vcpkg
> .\vcpkg\bootstrap-vcpkg.bat
> .\vcpkg\vcpkg integrate install

これでvcpkgでインストールしたライブラリをVisual C++から参照する準備が整います。
cppzmqは

> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq
> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq:x64-windows (x64ビルドはこちら)

でダウンロード、ビルド及びインストールが完了します。依存関係が設定されているため、このコマンドでzeromqも同時にインストールされます。

先に述べたようにvcpkgでインストールしたライブラリはVisual C++から参照できますから、ヘッダファイルは普通に#includeできますし、リンクすべきライブラリも設定済みです。つまり質問のコードは

#include <string>
#include <zmq.hpp>

int main() {
    zmq::context_t ctx;
    zmq::socket_t sock(ctx, zmq::socket_type::push);
    sock.bind("inproc://test");
    const std::string_view m = "Hello, world";
    sock.send(zmq::buffer(m), zmq::send_flags::dontwait);
}

とするだけでコンパイル・リンクに成功します。
ただし、string_viewが導入されたのはC++17からなのに対しVisual C++は既定でC++14をターゲットとしており、string_viewは使えません。コンパイルオプション/std:c++17を指定する必要があります。


現在ベータ版のVisual Studio 2022 (version 17.6)からはvcpkgが組み込まれているそうですので、冒頭にあげた手順も今後は不要になりそうです。

libzmqはcmakeで、コマンドからslnファイルを作成し、そこからビルドを行い、libファイルを作成いたしました。

CMakeとVisual Studioは相互に対応機能を持っています。つまり、CMakeはVisual Studio Generatorsを持っていてCMakeLists.txtから.slnを生成できますし、Visual StudioはCMakeLists.txtをそのままプロジェクトファイルとして扱えます。かなりややこしいことになっていますし、各ライブラリの作者がどちらを想定して実装しているかもぱっと見ではわかりづらいです。
実際、ビルドできたライブラリの扱い方が分からなくなっての質問ですし。

このような場合、vcpkgというパッケージマネージャを利用されることをお勧めします。質問されたZeromqでも(CMakeでの方法は提示せず)vcpkgでのビルド方法を紹介しています。

Zeromqの説明と手順は被りますがvcpkg側にもQuick Start: Windowsに手順が記されています。

> git clone https://github.com/microsoft/vcpkg
> .\vcpkg\bootstrap-vcpkg.bat
> .\vcpkg\vcpkg integrate install

これでvcpkgでインストールしたライブラリをVisual C++から参照する準備が整います。
cppzmqは

> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq
> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq:x64-windows (x64ビルドはこちら)

でダウンロード、ビルド及びインストールが完了します。依存関係が設定されているため、このコマンドでzeromqも同時にインストールされます。

先に述べたようにvcpkgでインストールしたライブラリはVisual C++から参照できますから、ヘッダファイルは普通に#includeできますし、リンクすべきライブラリも設定済みです。つまり質問のコードは

#include <string>
#include <zmq.hpp>

int main() {
    zmq::context_t ctx;
    zmq::socket_t sock(ctx, zmq::socket_type::push);
    sock.bind("inproc://test");
    const std::string_view m = "Hello, world";
    sock.send(zmq::buffer(m), zmq::send_flags::dontwait);
}

とするだけでコンパイル・リンクに成功します。


現在ベータ版のVisual Studio 2022 (version 17.6)からはvcpkgが組み込まれているそうですので、冒頭にあげた手順も今後は不要になりそうです。

libzmqはcmakeで、コマンドからslnファイルを作成し、そこからビルドを行い、libファイルを作成いたしました。

CMakeとVisual Studioは相互に対応機能を持っています。つまり、CMakeはVisual Studio Generatorsを持っていてCMakeLists.txtから.slnを生成できますし、Visual StudioはCMakeLists.txtをそのままプロジェクトファイルとして扱えます。かなりややこしいことになっていますし、各ライブラリの作者がどちらを想定して実装しているかもぱっと見ではわかりづらいです。
実際、ビルドできたライブラリの扱い方が分からなくなっての質問ですし。

このような場合、vcpkgというパッケージマネージャを利用されることをお勧めします。質問されたZeromqでも(CMakeでの方法は提示せず)vcpkgでのビルド方法を紹介しています。

Zeromqの説明と手順は被りますがvcpkg側にもQuick Start: Windowsに手順が記されています。

> git clone https://github.com/microsoft/vcpkg
> .\vcpkg\bootstrap-vcpkg.bat
> .\vcpkg\vcpkg integrate install

これでvcpkgでインストールしたライブラリをVisual C++から参照する準備が整います。
cppzmqは

> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq
> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq:x64-windows (x64ビルドはこちら)

でダウンロード、ビルド及びインストールが完了します。依存関係が設定されているため、このコマンドでzeromqも同時にインストールされます。

先に述べたようにvcpkgでインストールしたライブラリはVisual C++から参照できますから、ヘッダファイルは普通に#includeできますし、リンクすべきライブラリも設定済みです。つまり質問のコードは

#include <string>
#include <zmq.hpp>

int main() {
    zmq::context_t ctx;
    zmq::socket_t sock(ctx, zmq::socket_type::push);
    sock.bind("inproc://test");
    const std::string_view m = "Hello, world";
    sock.send(zmq::buffer(m), zmq::send_flags::dontwait);
}

とするだけでコンパイル・リンクに成功します。
ただし、string_viewが導入されたのはC++17からなのに対しVisual C++は既定でC++14をターゲットとしており、string_viewは使えません。コンパイルオプション/std:c++17を指定する必要があります。


現在ベータ版のVisual Studio 2022 (version 17.6)からはvcpkgが組み込まれているそうですので、冒頭にあげた手順も今後は不要になりそうです。

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sayuri
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  • 94

libzmqはcmakeで、コマンドからslnファイルを作成し、そこからビルドを行い、libファイルを作成いたしました。

CMakeとVisual Studioは相互に対応機能を持っています。つまり、CMakeはVisual Studio Generatorsを持っていてCMakeLists.txtから.slnを生成できますし、Visual StudioはCMakeLists.txtをそのままプロジェクトファイルとして扱えます。かなりややこしいことになっていますし、各ライブラリの作者がどちらを想定して実装しているかもぱっと見ではわかりづらいです。
実際、ビルドできたライブラリの扱い方が分からなくなっての質問ですし。

このような場合、vcpkgというパッケージマネージャを利用されることをお勧めします。質問されたZeromqでも(CMakeでの方法は提示せず)vcpkgでのビルド方法を紹介しています。

Zeromqの説明と手順は被りますがvcpkg側にもQuick Start: Windowsに手順が記されていますが、おおむね次の手順です

> git clone https://github.com/microsoft/vcpkg
> .\vcpkg\bootstrap-vcpkg.bat
> .\vcpkg\vcpkg integrate install

これでvcpkgインストールしたライブラリをVisual C++から参照する準備が整います。vcpkgは多数のOSSに対応しており、zeromqにもcppzmqにも対応しています。
cppzmqは

> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq
> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq:x64-windows (x64ビルドはこちら)

でダウンロード、ビルド及びインストールが完了します。質問にあげられ依存関係が設定されいるため、このコマンドでzeromqも同時にインストールされます。

先に述べコードを少し修正ようにvcpkgでインストールしたライブラリはVisual C++から参照できますから、ヘッダファイルは普通に#includeできます、リンクすべきライブラリも設定済みです。つまり質問のコードは

#include <string>
#include <zmq.hpp>

int main() {
    zmq::context_t ctx;
    zmq::socket_t sock(ctx, zmq::socket_type::push);
    sock.bind("inproc://test");
    const std::string_view m = "Hello, world";
    sock.send(zmq::buffer(m), zmq::send_flags::dontwait);
}

とするだけでコンパイル・リンクに成功するところまで確認済みですします


現在ベータ版のVisual Studio 2022 (version 17.6)からはvcpkgが組み込まれているそうですので、冒頭にあげた手順も今後は不要になりそうです。

vcpkgというパッケージマネージャを利用されることをお勧めします。Quick Start: Windowsに手順が記されていますが、おおむね次の手順です

> git clone https://github.com/microsoft/vcpkg
> .\vcpkg\bootstrap-vcpkg.bat
> .\vcpkg\vcpkg integrate install

これでVisual C++から参照する準備が整います。vcpkgは多数のOSSに対応しており、zeromqにもcppzmqにも対応しています。

> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq
> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq:x64-windows (x64ビルドはこちら)

でダウンロード、ビルド及びインストールが完了します。質問にあげられコードを少し修正

#include <string>
#include <zmq.hpp>

int main() {
    zmq::context_t ctx;
    zmq::socket_t sock(ctx, zmq::socket_type::push);
    sock.bind("inproc://test");
    const std::string_view m = "Hello, world";
    sock.send(zmq::buffer(m), zmq::send_flags::dontwait);
}

コンパイル・リンクに成功するところまで確認済みです


現在ベータ版のVisual Studio 2022 (version 17.6)からはvcpkgが組み込まれているそうですので、冒頭にあげた手順も今後は不要になりそうです。

libzmqはcmakeで、コマンドからslnファイルを作成し、そこからビルドを行い、libファイルを作成いたしました。

CMakeとVisual Studioは相互に対応機能を持っています。つまり、CMakeはVisual Studio Generatorsを持っていてCMakeLists.txtから.slnを生成できますし、Visual StudioはCMakeLists.txtをそのままプロジェクトファイルとして扱えます。かなりややこしいことになっていますし、各ライブラリの作者がどちらを想定して実装しているかもぱっと見ではわかりづらいです。
実際、ビルドできたライブラリの扱い方が分からなくなっての質問ですし。

このような場合、vcpkgというパッケージマネージャを利用されることをお勧めします。質問されたZeromqでも(CMakeでの方法は提示せず)vcpkgでのビルド方法を紹介しています。

Zeromqの説明と手順は被りますがvcpkg側にもQuick Start: Windowsに手順が記されています。

> git clone https://github.com/microsoft/vcpkg
> .\vcpkg\bootstrap-vcpkg.bat
> .\vcpkg\vcpkg integrate install

これでvcpkgインストールしたライブラリをVisual C++から参照する準備が整います。
cppzmqは

> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq
> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq:x64-windows (x64ビルドはこちら)

でダウンロード、ビルド及びインストールが完了します。依存関係が設定されいるため、このコマンドでzeromqも同時にインストールされます。

先に述べようにvcpkgでインストールしたライブラリはVisual C++から参照できますから、ヘッダファイルは普通に#includeできます、リンクすべきライブラリも設定済みです。つまり質問のコードは

#include <string>
#include <zmq.hpp>

int main() {
    zmq::context_t ctx;
    zmq::socket_t sock(ctx, zmq::socket_type::push);
    sock.bind("inproc://test");
    const std::string_view m = "Hello, world";
    sock.send(zmq::buffer(m), zmq::send_flags::dontwait);
}

とするだけでコンパイル・リンクに成功します


現在ベータ版のVisual Studio 2022 (version 17.6)からはvcpkgが組み込まれているそうですので、冒頭にあげた手順も今後は不要になりそうです。

ソース リンク
sayuri
  • 4.3万
  • 2
  • 33
  • 94

vcpkgというパッケージマネージャを利用されることをお勧めします。Quick Start: Windowsに手順が記されていますが、おおむね次の手順です。

> git clone https://github.com/microsoft/vcpkg
> .\vcpkg\bootstrap-vcpkg.bat
> .\vcpkg\vcpkg integrate install

これでVisual C++から参照する準備が整います。vcpkgは多数のOSSに対応しており、zeromqにもcppzmqにも対応しています。

> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq
> .\vcpkg\vcpkg install cppzmq:x64-windows (x64ビルドはこちら)

でダウンロード、ビルド及びインストールが完了します。質問にあげられていたコードを少し修正し

#include <string>
#include <zmq.hpp>

int main() {
    zmq::context_t ctx;
    zmq::socket_t sock(ctx, zmq::socket_type::push);
    sock.bind("inproc://test");
    const std::string_view m = "Hello, world";
    sock.send(zmq::buffer(m), zmq::send_flags::dontwait);
}

がコンパイル・リンクに成功するところまで確認済みです。


現在ベータ版のVisual Studio 2022 (version 17.6)からはvcpkgが組み込まれているそうですので、冒頭にあげた手順も今後は不要になりそうです。